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2007年02月 アーカイブ

2007年02月01日

●農水大臣の裁決は違法きわまる代物

――弁護団が声明を発表

葉山岳夫弁護士と一瀬敬一郎弁護士









1月30日、二期差し止め訴訟最終弁論後の報告会で、市東孝雄さんの審査請求に対する農水大臣の不当裁決について語る葉山岳夫弁護士と一瀬敬一郎弁護士

 千葉県知事による耕作権解除許可決定を不服とする市東さんの審査請求に対して、1月29日、農林水産大臣から不当な裁決が出されました。この裁決を弾劾し、裁決の違法性、不当性を明らかにし、徹底的にたたかうことを表明した弁護団からの声明が出されましたので、紹介します。(PDFファイル-140KBもあります)

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2007年02月03日

●東峰の森を守れ

――東峰区が仮処分の申し立て却下に対して、東京高裁に抗告


東峰地区住民が高裁に即時抗告
 成田空港暫定平行滑走路(2180メートル)の誘導路新設に伴う森林伐採計画を巡り、滑走路南側にあたる成田市東峰地区の住民ら8人が2日、伐採禁止を求める仮処分申請を却下した1月23日付の千葉地裁決定を不服として、東京高裁に即時抗告した。  同誘導路は、暫定平行滑走路を北に延ばし2500メートル化する「北伸」の一環。同滑走路南側にある同地区を避けるように同森に通す計画で、完成すれば同地区は空港施設に囲まれることになる。  同地裁は1月、「同森の地権者らの入会権の成立は認めることができない」などと結論づけ、申し立てを却下した。
【2月3日付読売、毎日、千葉日報の各紙】

■東峰区は、1月23日に千葉地裁によって行われた東峰の森をめぐる仮処分申し立ての却下決定に対して、東京高等裁判所に抗告を行いました。 ■「決定」は、東峰の森を「当初から空港計画の敷地に組み込まれていた」という、間違った認識のもとに、申し立てを却下したもので、到底許せません。東峰の森は、今回の暫定滑走路の北延伸計画によって初めて「空港計画」に組み入れられたものです。これは東峰の森の保全を考えるときの前提中の前提です。東峰区の抗告はこうした点を指摘して、千葉地裁決定の取り消しを求めていくことになると思います。
■東峰区の抗告は当然のことです。千葉地裁決定は東峰の森をめぐるこれまでの経緯や実態をかえりみず、空港会社の主張を鵜呑みにしたもので、即座に取り消されるべきものです。
■NAA(成田空港会社)は2月中旬にも森の伐採を強行する意向であることが新聞でも報じられています。現地にかけつけ、東峰区住民とともに東峰の森を死守することを訴えます。

2007年02月07日

●農水大臣による不当な棄却裁決を弾劾する

――市東さん怒りを語る

ブロッコリーの収穫をする市東孝雄さん
ブロッコリーの収穫をする市東孝雄さん(06年12月7日)

 1月29日、松岡利勝農林水産大臣が、市東孝雄さんの行政不服審査請求対して行った「棄却裁決」は不当きわまりないものです。
 農業と農地を守ることを最大の責務とする農水大臣が自ら〃農業・農民切り捨て〃の裁決を強行したのだから、何をかいわんやです。
 裁決書の問題点は大きく3点です。第1は、事業認定以来40年以上経過して事業認定自身が失効した結果、土地収用法が適用できなくなった土地について、農地法や民法など他の法律によって、取得しようとすることの違法性、不当性です。

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2007年02月08日

●千葉地裁の「仮庁舎」ってどこ?

 「裁判の傍聴に参加したいと思ってます。千葉地裁は行ったことがあるのですが、“仮庁舎”というのはどこにあるのでしょうか?」というご質問をいただきました。
 千葉地裁の仮庁舎はそれまでのところと建物が違うだけで、同じ千葉地裁の敷地内にあります。
 ですからこれまで同様に千葉地裁に集合していただければ大丈夫です。
 19日、22日と大変重要な裁判が連続します。場所は同じ405号法廷です。
 全力の結集をぜひともお願い致します。

2007年02月11日

●反対同盟、一坪共有地を立ち入り調査

――勝手な現状変更は許さない!(写真速報)

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清水和邦福井県立大学教授(右端)、反対同盟弁護団とともに空港敷地内の一坪共有地立ち入り調査に向かう

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一坪共有地の現状がどうなっているかしっかり確認

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立ち入り調査ののち、総括・報告集会をもちました

 3月7日に一坪共有地裁判の控訴審が、さらに3月8日には新たに鈴木幸司さん、いとさんの一坪共有地裁判が始まります。
 こうした状況の下、一坪共有地の現状をしっかりと確認するため、反対同盟は2月10日、空港敷地内の一坪共有地について立ち入り調査をおこないました。
 今回の調査には一坪共有地裁判控訴審で証言に立つ予定の清水和邦福井県立大学教授も参加され、反対同盟弁護団とともに、全ての共有地についてつぶさに見て回りました。
 翌11日(本日)は北原事務局長と鈴木幸司さんが、新たに提訴された鈴木さんの一坪共有地の現状を清水教授とともに確認し、一連の裁判闘争に向けて闘う決意をうち固めました。

2007年02月13日

●関西実行委員会がブログを開設

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 結成以来30年、三里塚闘争の勝利に多大な力を尽くしてくださっている三里塚決戦勝利関西実行委員会のブログが新たに開設されました。
 暫定滑走路の北延伸攻撃との闘い、市東さんの農地を守る闘い、東峰の森をめぐる闘いなど、文字通り今年は決戦の年です。政府・空港会社の不法、違法を暴き、私たちの闘いを全国に広めていく上で、関実の皆さんのブログ開設は大変力強く思います。

 アドレスは次の通りです。
http://kanjitsu-sanrizuka.cocolog-nifty.com/

 参考までにプロフィールを転載して紹介致します。

【三里塚決戦勝利関西実行委員会。1977年2月、三里塚の岩山大鉄塔をめぐる攻防の中で、関西新空港の建設に反対していた住民団体を中心に三里塚の闘いを支援しようとして生まれました。以来30年、国の農業破壊、農地強奪とたたかう三里塚芝山連合空港反対同盟とともに、国の戦争への道に反対し闘い続けています。
三里塚芝山連合空港反対同盟は、農業を破壊し農地を強奪しての成田空港建設に反対して、1967年に結成。以来40年間、農地死守、話し合い拒否、実力闘争の原則を守り抜き、不撓不屈に闘い抜いておられます。今、新たに、市東孝雄さんの農地を奪い、暫定滑走路を北側に延伸しようという攻撃が始まっています。】

●2.19裁判傍聴へぜひご参加を

市東さんの畑
見事な有機野菜が栽培されている市東孝雄さんの畑(2006年夏)

 市東孝雄さんの耕作権問題をめぐって、松岡利勝農林水産大臣が行った1月29日の行政不服審査請求棄却は、農地法による農地取り上げという、一種の法の転覆ともいうべき暴挙です。この攻撃は、戦後民主主義の土台をなした農地法の破壊という点で、改憲攻撃そのものであり、多くの労農学の闘いによる分厚い陣形によって反撃しなければなりません。
 一方、市東さんの耕作権をめぐって、最初の裁判の口頭弁論が2月19日、千葉地裁で行われます。裁判闘争も重要な反撃の攻防点です。同日午前11時、仮庁舎405号法廷で、口頭弁論が行われます。市東孝雄さん本人の陳述も行われます。1人でも多くの傍聴を訴えます。

2007年02月15日

●現闘本部裁判支援する会の会報を掲載

 2月22日の裁判に向けて、これまで「天神峰現闘本部裁判闘争を支援する会」が発行してきた会報を掲載することにしました。
 最初から読んでいただくと、この裁判がどういった経緯で始まったのか、何が争点になっているのか大変よくわかると思います。
 まだ大半が準備中ですが、近日中に全号掲載致します。さらにはテキスト版だけではなく、PDFファイルでも掲載する予定です。ぜひご一読下さい。

(こちらからご覧になれます)

2007年02月16日

●市東さん耕作権裁判 2・19に初弁論!

――3・25三里塚全国集会の成功へ特段の取り組みをお願いします

三里塚芝山連合空港反対同盟 事務局長・北原鉱治

北原事務局長
 市東孝雄さんの農地取り上げ攻撃との闘いは、空港会社(NAA)が提訴した民事の明け渡し裁判で2月19日に初弁論(千葉地裁・午前11時)が開かれ、本格的な闘いの局面に入ります。三里塚40年の闘いのすべてを決する闘いが始まったことを、反対同盟は重大な決意で受け止めています。全国の仲間の皆さんの限りないご支援を改めて訴えるものです。

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2007年02月17日

●労働者と農民が力を合わせ改憲を阻止しよう

 2月4日「、都政を革新する会」旗開きで発言にたった萩原進さんは、以下のような労農連帯のアピールを発しました。

発言する萩原進さん
都政を革新する会の旗開きで発言する萩原進さん

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2007年02月18日

●明日2・19裁判の傍聴をお願いします

――市東耕作権裁判の第一回口頭弁論

 市東孝雄さんの農地取り上げ攻撃をめぐる闘いは、農林水産大臣の1・29不服審査棄却決定で、激しい闘いに入りました。裁判の方も明日2月19日より始まります。この裁判は、空港会社側が昨年10月20日に提訴した民事の「明け渡し」訴訟(耕作権解除申請の対象から同社が外した農地)の第1回弁論です。2・19弁論(要項別掲)の傍聴闘争は死活的です。多くの結集を闘い取ることを訴えます。

2月19日(月)午前11時・千葉地裁 仮庁舎405号法廷
※傍聴闘争の結集時間は10時です

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2007年02月19日

●なぜ私が訴えられなければならないのか!

――怒りの陳述 法廷に響く

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報告集会で決意を語る市東孝雄さん

 2月19日、千葉地裁仮庁舎405号法廷で市東さんの耕作権裁判第1回口頭弁論が開かれました。
この中で市東さんは「私は空港会社の不正を告発するためにこの場に臨んでいる」と不当な訴えに対する怒りを込めて、意見陳述をおこないました。さらに弁護団が提訴された畑の位置についての求釈明をおこない、法をねじ曲げた土地取り上げと徹底的に闘う姿勢を明らかにしました。
 裁判の後におこなわれた報告集会には、傍聴に駆けつけていただいた80余名の皆さんが参加。
 市東さん本人のあいさつ(ビデオ・wmvファイル/3.71MB)、反対同盟の闘う決意に続いて、駆けつけてくれた人々からの発言をいただきました。


裁判傍聴のために(pdfファイル154KB)
傍聴に集まった人に配布した解説
画像をクリック

 まず、当初からこの理不尽な農地取り上げに反対し、市東さんを支援する輪を広げてくれている「市東さんの農地取り上げに反対する会」から吉川ひろし県議が発言。「この土地取り上げは、誰が考えてもおかしいこと。こんな事をまかり通らせてはならない」「これはもう市東さん一人の問題ではない。広く多くの人に知らしめていこう」と述べられました。
 続いて関西実行委員会から永井満さん、動労千葉から滝口誠さんが「もう一度三里塚の闘いを全国に広げていこう」と力強くアピールされました。さらには市東さんの野菜を食べている消費者の方、地元「成田の平和を守る市民の会」の伊藤全明さん、同じく農業を営む農民の立場からと、幅広い方々から「見過ごすことのできない問題」としてご意見をいただきました。
 次回の公判は4月23日(月)です。
 市東さんの農地取り上げに反対する声を、もう一回りも二回りも大きく広げていきたいと思います。皆さん、ぜひこの反対の輪に加わって下さい。

 以下に市東さんの陳述書を掲載します。

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●2.25「東峰の森」伐採を許さない!

――緊急現地闘争を訴えます

三里塚芝山連合空港反対同盟

 暫定滑走路北延伸をめぐって、重要な攻防局面を迎えました。
 1月23日、千葉地裁は、東峰地区が昨年9月に提起していた「東峰の森伐採禁止命令」の仮処分申し立てを却下する不当決定を下しました。続いて2月15日、空港会社は東峰地区に対して、東峰の森の伐採のためのフェンス作り工事を2月27日から強行するとの通告を一方的に行なってきました。この東峰の森は、暫定滑走路北延伸で、ジャンボ機を飛ばすための誘導路新設のために破壊しようというものです。
 東峰の森は、東峰地区が入植以来、部落の農民が営々と育ててきた入会林であり、生活、営農、保水、暴風、防音などのすべてにおいて、部落の命の森として存在してきました。村の入会権が歴史的に存在している森なのです。これを破壊することは東峰区の蹂躙を意味します。空港会社は、公団の時代から、何度も「区民の同意なくして、一方的に現状変更を伴なう計画を策定しない」(2003年2月)と約束してきました。その約束も反故にして、破壊する行為は絶対に許せません。


鈴木謙太郎さん
裁判後の報告集会で
2.25緊急現地闘争方針を
提起する鈴木謙太郎さん
写真クリックでビデオ
(wmvファイル/7.28MB)

 決戦の開始です。東峰の森伐採粉砕の緊急現地闘争を行ないます。あらゆる労働現場その他がぬきさしならぬ決戦に突入する中で、恐縮ですが大勢の皆さんのご参加を心から訴えます。
 2007年2月19日

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「東峰の森伐採」粉砕
   緊 急 現 地 闘 争
【日時】2月25日(日曜日)午前10時〜
【場所】成田市東峰・萩原進さん方畑
  集会後、東峰の森包囲デモを行ないます。

集会場案内地図

2007年02月20日

●早期結審許さぬ大結集を

――2.22現闘本部裁判傍聴へお集まり下さい

 市東さんの耕作権裁判に引き続き、2月22日、天神峰現闘本部裁判の第15回口頭弁論が千葉地裁で行われます。現闘本部裁判は、証拠調べに入る前の主張の応酬が行われていますが、仲戸川隆人裁判長に現闘本部の実地検証を求めて迫っています。
 昨年5月に交代した仲戸川裁判長は、ことあるごとに早期結審を思わせる言動を行ない、実地検証に対して否定的な態度を取り続けています。実地検証を行わせ、早期結審への動きを打ち砕くことができるかどうか、今回が重要な公判となります。
 現闘本部裁判は、市東孝雄さんの耕作権取り上げ攻撃を阻止するためにも大変重要です。
 裁判で正しくも現闘本部の地上権が明らかとなり、成田空港会社による現闘本部の撤去要求が不法・不当であるとはっきりすれば、「へ」の字誘導路の直線化は不可能になります。そうなれば空港会社が市東さんの耕作権を取り上げる理屈が無くなってしまいます。
 だからこそ市東さんの耕作権裁判も天神峰現闘本部裁判も司法反動によるとんでもない不当判決が策動されかねないのです。「そんなことは絶対に許さない!」という声がまだまだ足りません。
 「天神峰現闘本部裁判闘争を支援する会」の会員になってください。
 会員の皆さんはさらに周りの方々に支援の輪を広げてください。 
 2.19裁判から連続した闘いになりますが、ぜひ2.22現闘本部裁判傍聴にもお集まり下さい。

2007年02月21日

●市東さん耕作権裁判第1回口頭弁論(詳報)

●「なぜ私がこの場所に呼ばれなければならないのか」
●「私はNAAを告発するために来た」
●提訴の棄却を求める

2・19弁論後の記者会見
2・19弁論後の記者会見

■2月19日、千葉地裁民事部(小磯武男裁判長)で市東孝雄さんの耕作権裁判第1回口頭弁論が開かれました。市東さんの耕作権をめぐっては3つの裁判が予定されていますが、その大裁判闘争の開始です。
■「土地収用法で取れなかった農地をどうして、農地法で取れるのか」「親子3代90年耕してきた畑が不法耕作だなんて絶対許せない!」市東さんは、15分間にわたって、堂々たる意見陳述を行ないました。

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2007年02月22日

●ビデオクリップを追加

2月21日の記事に萩原進さんの発言ビデオを追加しました。ご覧下さい。

2007年02月23日

●3.25三里塚へ、全国から総結集を

――反対同盟から招請状を発す

 きたる3月25日、三里塚芝山連合空港反対同盟は「暫定滑走路北延伸阻止」「市東さんの農地を守ろう」「憲法改悪絶対反対」「成田空港の軍事基地化阻止」をメインスローガンに掲げ、全国総決起集会を開催します。全国からの集会参加を呼びかけるべく、招請状を発しましたので、以下に全文を掲載します。

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●現闘本部の地上権は明白だ

――第15回口頭弁論で弁護団が熱弁

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現闘本部裁判を支援する会例会で、法廷の議論を報告する葉山弁護士

■2月22日(木)「天神峰現闘本部裁判」第15回口頭弁論が千葉地裁405号法廷(仲戸川裁判長)で開かれました。傍聴は36席をめぐって抽選がおこなわれました。裁判長が代わってから、5回目を迎える仲戸川裁判長は、まもなく裁判開始から3年経つことにふまえ、早期結審を策動しています。
■裁判は、地上権をめぐって本格的な立証過程に入る入り口に立っています。 今回の裁判の争点は地上権(賃借権)です。冒頭、弁護団の方から、石橋政次が倅である武司に与えた代理権授受と、地上権ないし賃借権の取得時効について弁論しました。

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2007年02月24日

●東峰の森伐採を許すな。2・25緊急集会に結集しよう

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昨年7・2集会の後のデモ。東峰の森を一周した

■東峰の森に対する伐採攻撃が強まっています。2月15日、空港会社は東峰区の各戸を回り、森伐採のため「2月27日からフェンス設置の工事を開始する」と通告してきました。
 反対同盟は2月25日に萩原進さんの畑を会場にして、緊急集会とデモを行い、反撃する方針です。また着工当日も闘います。

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2007年02月25日

●森は命!こんなデタラメがまかりとおるのか!

2.25緊急闘争における萩原進さんの発言(ビデオ詳報−7分45秒 14.2MB)
ビデオ(←クリックして下さい)

●東峰の森破壊を許さない

2.25緊急闘争ドキュメントビデオ(10分12秒 18.3MB)
ビデオ(←クリックして下さい)

●命の森を破壊することは許さない

――東峰の森破壊阻止へ緊急現地闘争
――こんなデタラメは絶対に通らない
――現地で闘い、世論に訴え、改憲の先取りを打ち砕こう

  2.25緊急現地闘争 170名の結集で意気高く緊急現地闘争

一坪共有地に看板を立てる
「この共有地に手を触れるな!」決意を示す北原事務局長

東峰の森をデモ行進
「この森は命の森だ!伐採は許さない」決意を込めてデモ行進

 成田空港会社が東峰の森伐採に向けたフェンス作りを明日にも始めるという状況の下、反対同盟は2月25日東峰・萩原進事務局次長の畑を会場に緊急現地闘争をおこないました。
 駆けつけた170名の皆さんと共に、「東峰の森は命を育む森だ。勝手な伐採は絶対に許さない」と怒りを込めて、集会をやりぬき、東峰の森をぬうようにしてデモ行進をおこないました。

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2007年02月26日

●●東峰の森伐採の準備工事着工を弾劾する

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着工現場を弾劾する反対同盟の宣伝カー

■2月26日早朝から空港会社は、東峰の森破壊の工事を開始しました。場所は、東峰の森東側、萩原さん宅から50メートル空港よりにある小見川県道脇の公団用地です。ブルドーザーやユンボを5台も入れ、作業員はガードマンもいれおおよそ50人。準備作業だとかいいながら、仰々しい工事です。
 反対同盟は、2・25緊急闘争の成功を引き継ぎ弾劾の宣伝行動に決起しました。宣伝カーは、市東さんのところから始まり、東峰資材道路に入り萩原さんの清水の畑(10月集会場)の脇を通り、森に隣接する一坪共有地(北原事務局長が共有者)に行きました。そこには、昨日立てた北原さんはじめとする共有者の看板があり、白地に黒く「現状変更禁止」の文字が鮮やでした。反対同盟の決意をあらためて示していました。

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2007年02月27日

〔第11話〕決意も新たに皆さんと共に

ちょっと緊張?
 昨日は緊急な呼びかけにも関わらず大勢駆けつけていただきありがとうございます。私たち反対同盟も大いに勇気づけられました。決意も新たに闘っていきます!
 今日は同盟宣伝カーが機動隊、工事関係者に対し一日中弾劾を叩き付ける闘いとなりました。
 ほうれん草の出荷作業中の萩原さんの畑にも頼もしい声が聞こえてきました。
(作業していたのは? カーソルをコンテナの上に→)

2007年02月28日

●フェンス張り工事の開始弾劾!

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2月28日に始まったフェンスはり工事

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フェンスのための支柱を吊り下げるクレーン車

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東峰の森から萩原進さんの清水の畑(10月集会会場)への道を封鎖するガードマン。カメラを向けると下を向いた。左手が北原事務局長が所有する一坪共有地


■2月28日、東峰の森の伐採にむけたフェンス張り工事が始まった。萩原進さんの畑のわずか50メートル東側だ。連日宣伝カーが工事現場に肉薄して弾劾行動をつづけている。
■萩原進さんは「昨日清水の畑に行った。2・25集会をやった寄せの部分(畑の端)に隣接する公団用地でクイうちをやっていたんだけど、俺の畑と本当に接近してるんだよな。もっと余裕をもたせて東側に打て」と要求すると公団の作業員は『ぎりぎりでないと誘導路が作れないんです』と弁解していた。いかに切羽詰った工事かということがよく分かったよ。空港会社を追いつめているのは、われわれの方だという実感をもった」と語ってくれた。
■工事を弾劾する闘いは続く。3・25全国集会の爆発で、東峰の森破壊に反撃しよう。

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