●命の森を破壊することは許さない

――東峰の森破壊阻止へ緊急現地闘争
――こんなデタラメは絶対に通らない
――現地で闘い、世論に訴え、改憲の先取りを打ち砕こう

  2.25緊急現地闘争 170名の結集で意気高く緊急現地闘争

一坪共有地に看板を立てる
「この共有地に手を触れるな!」決意を示す北原事務局長

東峰の森をデモ行進
「この森は命の森だ!伐採は許さない」決意を込めてデモ行進

 成田空港会社が東峰の森伐採に向けたフェンス作りを明日にも始めるという状況の下、反対同盟は2月25日東峰・萩原進事務局次長の畑を会場に緊急現地闘争をおこないました。
 駆けつけた170名の皆さんと共に、「東峰の森は命を育む森だ。勝手な伐採は絶対に許さない」と怒りを込めて、集会をやりぬき、東峰の森をぬうようにしてデモ行進をおこないました。

■寒風をはねのけ、鈴木謙太郎さんの司会で始められた集会で、冒頭、北原鉱治事務局長があいさつ。「沖縄、三里塚だけでなく、関西の空港も戦争に使われようとしている。アジアを侵略するために成田は造られている。未来のためにも我々は闘わなければならない」「今から新たな闘いに入る。三里塚が勝って政治を変えていくしかない。41年前の闘いの原点に帰って闘いぬく以外に生きていく道は無い」と決意を述べました。
■ 続いて、東峰の森を命の糧(かて)とする萩原進事務局次長が、東峰地区住民の生活にとって東峰の森が切っても切れない存在であることを、歴史をひもときながら訴えました。そして、この東峰の森にしても暫定滑走路の北延伸にしても、そもそも空港計画にも無かったにもかかわらず、空港建設のためには必要だとして一方的に押し付けてくるデタラメさを弾劾。「こんな話は絶対に許されない。こんなことがまかり通るなら、全国どこでも三里塚のように空港を造れるということになってしまう。だからここで起きていることを世論に訴えて訴えて、同時に我々が現地で闘い抜くことで、必ず世の多くの人々にこれは通じる話なんです。全国の多くの民衆を呼び寄せる闘いとして、この東峰の森を守ろう」と怒りを込めながら闘いの方針を提起しました。
■さらに反対同盟から市東孝雄さん、鈴木幸司さんが発言。駆けつけてくれた人々からは動労千葉の後藤俊哉さん、関西実行委員会の松原康彦さんがアピール。婦人民主クラブ、福日労、さらに共闘団体の発言を受け、決意も高まる中、デモに向けて東峰の森へ。
■デモに先立って、東峰の森の横にある、北原鉱治事務局長などが所有する一坪共有地に、「現状変更を禁止する」との立て看板を立て、「勝手に手をつけることは許さない」という決意を明らかにしました。東峰の森にシュプレヒコールを響かせながら出発したデモを市東さん宅前の開拓道路まで意気高くおこない、緊急闘争を打ち抜きました。

  

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