〔第35話〕肌で感じた不屈の三里塚(投稿)

 反対同盟農家の農作業を手伝いに来て下さった方からお便りが届きましたので紹介します。(見出しはブログ管理者)
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 6月11日、久々に萩原さん宅に援農に入りました。
 当日は朝から雨が降っており、こりゃ中止かな…と思っていたら、成田に着くとそうでもなく、何とかやれました。
で到着後、萩原家の人々にあいさつして、今日は何をやるのかな〜と畑に出て見ると、ばっさり切り開かれた東峰の森が!管制塔が丸見え!週刊三里塚で知ってはいたものの、やはり写真だけではわからないもので、ふつふつと怒りが湧いてきました。
 作業は翌日出荷する野菜の収穫でした。キュウリ、なす、ズッキーニ、玉ねぎ、空豆にニンジン。今年は冬の寒さが足りず、玉ねぎなどは半分以上トウがたってしまい処分するはめに。農家では珍しくないことだそうですが、自然相手の仕事は本当に大変です。
 それでも野菜はガンガン育ってきており、食事の際には採れたてをたんまりいただきました。中でもズッキーニの天ぷらというのは初めてで感動しました。あと萩原家自家製ピーナッツみそも美味しかったです。
 もちろん食べてばかりではいけません。萩原進さんや富夫さん、現闘のかたの足手まといにならないように仕事も頑張りました。今回はちょっとだけトラクターにも挑戦。
 午後からまた雨が降り出し、カッパを着込んで収穫していると、さっさとやんで強烈な陽が射してきたり。困ったお天気でしたが、何とかやりぬきました。
 萩原さんの離れの畑は鉄板フェンスで囲まれ、森は伐採されています。しかし萩原さん達は全く動じず、黙々と農作業に打ち込んでいます。反対同盟を守り抜こう。労働者と農民の連帯で三里塚闘争に勝利しよう。6・16をはじめ現地闘争に集まろう! 私も筋肉痛をおして決起します。

(東京・K)


  

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