●日韓が航空機乗り入れ自由化で合意

――アジア・ゲートウェイ構想の下、羽田「国際線開放」に圧力

8月4日付産経新聞

8月4日付産経新聞

■8月3日、国土交通省は、韓国との間で両国内の空港乗り入れを相互の自由化することで合意した、と発表しました。「空港乗り入れの自由化」とは、従来、国土交通省が許認可をもって行って来た航空会社の増減便を「航空会社が需要に合わせ、柔軟に路線開設や増便を行えるようにする」という政策に変更するというものです。
■これは安倍首相が推進する「アジア・ゲートウェイ構想」に基づくものです。国土交通省の抵抗で、当面「成田と羽田は除外する」として、首都圏空港は外されていますが、成田・羽田をも含めた「航空自由化」に全面拡大することは時間の問題です。
■「アジア・ゲートウェイ構想」は首都圏国際空港容量の拡充すなわち成田空港の拡張を主要な内容としています。地元財界から「ポスト北延伸」が叫ばれる中で、南延伸=3500メートル化攻撃が強まろうとしています。「成田空港をアジア勢力圏づくりのための拠点空港にする」ことなど、絶対に許せません。10・7全国集会を何としても大成功させて、この攻撃と闘っていきたいと思います。大結集をお願いします。
  

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