●10・7集会へ各職場で取り組みを

 9月22日、反安保労研全国センター主催の三里塚千葉集会が開催され、反対同盟から鈴木幸司さん、鈴木いとさん、太郎良陽一さんが参加しました。

 鈴木さんは「10・7全国集会を今年最大の闘いにして、全国の農民と労働者・人民の固い団結の力で廃港をかちとりましょう」、太郎良さんは「市東さんの畑に空港会社や権力が手をかけるようなことがあったら、この場に結集した一人一一人全員が畑に座り込んで体をはって闘おう」、いとさんは、会場からの質問に答え、家の回りをしつこくうろつく私服刑事や機動隊と対決する日々の闘いを「反対運動が始まった初めのころはは機動隊がいたら避けて通っていたのが、41年も闘ってきてすっかり度胸も据わり、今では機動隊や私服の方が避けて通るようになりましたよ」と臨場感あふれる報告を行いました。
 主催者からは、集会に先立ち、千葉中央公園で集会と、市東さんの農地取り上げ、三里塚闘争つぶしの攻撃の中枢である千葉県庁−堂本知事、千葉地裁、千葉県警本部を包囲・弾劾するデモが行われたことが報告されました。
 結集した各労働者は「三里塚決戦に職場からの決起を巻き起こそう」、「市東さんの農地強奪を絶対に許さず闘おう」「三里塚の勝利は労働者の解放とひとつのもの」、「三里塚に勝って戦争を阻止しよう」「反対同盟と共にこんな世の中ひっくりかえそう」と三里塚決戦への熱い決意が語られました。「三里塚のように闘えば勝てることを確信し、資本の制圧や分断をうちやぶろうと工場の門前や駅頭で、十数派にわたる連続情宣行動に取り組み、確かな手応えがありました。新しい仲間の10・7決起に必ずつないでていきます」と表明。
 最後に全員で10・7集会に向かって各職場で総力で取り組むことが確認されました。

  

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