●12・3市東さん耕作権(不法耕作でっち上げ)裁判の弁論に大結集をお願いします

――12月3日(月)午前10時30分(傍聴券のため9時30分集合です)

■市東さん耕作権裁判の第5回弁論が開かれます。10月30日に第1回の弁論を闘った違憲訴訟も加えて、市東裁判は新たな段階を迎えています。全力で傍聴闘争への決起をお願いします。

■耕作権裁判の焦点は、空港会社側が「不法耕作だから明け渡せ」と主張している畑の場所・形状が公図とまったく違う点です。下に図を掲げました。空港会社の主張する「40番」は図のように旗ざおのような形になっていますが、公図の方は単純な長方形です。形の違いは明白です。ちょっとした食い違いというレベルではありません。

■前回弁論(10月1日)で市東さん側はこの点を鋭くついて、会社側を追いつめました。なぜなら、公図の性格について次のように明確に明らかにしたからです。「一般に公図は、面積についてはともかく、形状や方向に関しては信頼できるものとされている」と。空港会社の主張する図面より、公図の方が形については信頼性が高いのです。
■にもかかわらず図のように、会社側が公図と違う図面を持ち出して「正しい」と主張するのなら、「公図より正しい」ことを証明しなければなりません。空港会社が「根拠」と強弁する、市東東市さんの立会いもない旧地主の地籍測量図(会社側はこれを提出)では何の根拠にもなりません。
■空港会社は菅原崇裁判長から、公図と地籍測量図の形状に違い、およびその経緯こついて主張を提出するように、前回裁判で要求されました。
■12月3日の弁論ではこの点のさらなる追及が焦点になります。
■市東さんの耕作権取り上げ攻撃は、農地法による収用攻撃です。最後は、力による農地取り上げにまで行き着く重大な攻撃です。一回一回の弁論が「収用委員会の公開審理」のような重みを持ちます。ご支援よろしくお願いします。

  

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