●夫婦で200歳まで闘う健康法!

 反対同盟本部役員の鈴木幸司さん。全国集会では開会宣言、現地闘争や、各地区の集会での発言、そして反対同盟法対部長でもある鈴木さんの裁判闘争での発言などはいつも力強く、勇気づけられる。

 「何としても、この空港は作らせない。40年近く前の、強制代執行以上の闘いをやろう。」(3月4日、動労千葉春闘総決起集会)
 「40年以上闘って反対同盟は揺るぎもしない。われわれは必ず勝つ。安倍政権をノックアウトしよう。」(3月25日、全国集会)
 「41年、何のために闘ってきたのか、支配階級を叩きのめすまで、何年でも闘いぬこう」(5月12日、三里塚現地緊急闘争)
 「金で解決なんてとんでもない。金を目的にしている者は1人もいない。完全勝利までとことん闘う。」(5月17日、一坪共有地裁判)
 「この地を軍事空港の基地にはさせない。世界に誇れる三里塚の闘いを示そう。」「かつて、丸3年モンゴルで抑留生活をしてきた。昭和天皇が、当時の満州の10万人の日本兵を全部シベリアで使ってもらいたいと言った。天皇制の正体を自覚した。絶対に打倒しなければならない。」(6月16日、三里塚現地闘争)
 「三里塚の闘いは空港を廃港にする目的だけではない。闘えば必ず勝つという原点を示し、1人になってもたたかいぬく決意が大事」(10月7日、全国集会)

 鈴木幸司さんは、「信念をもって何年でも闘う、あと50年だろうが、100歳になろうが、闘う」と決意を表明している。「夫婦そろって200歳まで闘う」という言葉には本当に胸を打たれる。
 鈴木さん現在満82歳。その健康法はと言えば……

 2個のマイボール、マイシューズをもっていたボウリングは卒業(最高スコアはなんと270点、真剣に300点をめざしたことがあるという!)。ボウリングならつれ合いの鈴木いとさん(満79歳)も負けてはいない。「私もマイボール1個持っているよ。私の最高スコアは243。200を越したのは7回。ほかのことではいろいろあるが(?)、闘争とボーリングでは気があってるよ。でも、じいさんは私の10倍、ボーリングに行っているのだから、私のスコアの方がすごいでしょ」だって。いとさんは、新聞、ビラ、クイズは隅から隅まで見て、常日頃脳の働きを強化しているそうだ。

 鈴木幸司さん、今はどうしているかと言えば、いとさんと散歩にカラオケ。散歩はかつての全国集会会場の三里塚第一公園によく行く。
 歌はもともと得意な鈴木さんだが、「集会でも、『鈴木さんは、腹の底から声を出している』と言われるんだけど、腹の底から声を出して歌をうたうと、体にいいらしい」というわけで、もっぱらカラオケで熱唱している。
 「一緒に歌いに行きましょう」と現在賛同者募集中。




  

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