●「骨太方針2008」によるEPA推進許すな

――農業・農民切り捨てを激化



■6月27日に発表された「骨太方針2008」では、「首都圏空港の24時間化」「農地法改悪にむけた規制緩和」と並んでオーストラリア、韓国をはじめとするEPA(経済連携協定)の推進を目玉政策に掲げました。

■第2章「成長力の強化」の中の「経済成長戦略」においうて「グローバル戦略」の項目をたて、そこで「世界に開かれた経済の構築」〜EPA推進を打ち出しているのです。
■EPA推進とは即、国内農業の撲滅です。とりわけ、現在最大の焦点になっているオーストラリアとのEPAでは明白です。日本側からオーストラリアに提示する条件は国内農産物市場の明け渡ししかないのです。
■この対豪交渉をはじめ、「2009年までにEPA締結国を12以上とする」と明記し、「締結国との貿易額の全体に占める割合を2010年に25%以上とする」とうたっています。
■さらに「EPA行程表」なるものまで準備して、国別の交渉状況を一覧表にして「別表」とし、EPA推進の旗振りを行っています。
■三里塚は、国内農業・農民切り捨てとイコールであるEPA推進に全国300万農民の先頭に立って反対し、闘います。


《図表》「骨太方針2008」に添付されている「2010年に向けたEPA行程表」

  

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