●新年デモ、団結旗開きを盛大かつ戦闘的に打ち抜く(速報)

■1月11日、三里塚新年デモ、団結旗開きをそれぞれ120人、150人の結集を得て行ない、2009年の闘いのスタートをきりました。。


■新年デモは、東峰十字路北側の開拓組合道路から敷地内を横断して、現闘本部先の市東孝雄さんの畑まで。特に、デモコース途中の生活道路破壊トンネルで、参加者は怒りを倍加させました。


■成田市のレストラン「ハナマサ」に場所を移して団結旗開き。ここで、北原鉱治事務局長、萩原進事務局次長が2009年の三里塚闘争の決戦方針を表明しました。(詳報後日)
■2009年闘争宣言を以下に掲載します。

            2009年 闘争宣言

 わが反対同盟は恐慌と戦争がもたらす惨禍にこみ上げる怒りをおさえることができない。
 資本は多くの非正規雇用の労働者を年越し前に路頭に放り出した。労働者のクビを切り賃金を引き下げる一方で、巨額の内部留保をため込んでいる。農漁民は生きる道を閉ざされ、医療・福祉の切り捨てが人々の命を奪っている。このさなかに、イスラエルは空爆と地上戦でパレスチナ人民を虐殺した。全世界で激しい怒りが渦巻いている。09年は文字通り闘いの年である。
 わが反対同盟は決意も新たに闘争を宣言する。矛盾の一切を働く者に押し着せる自公政府・財界と闘い、改憲と戦争への道を阻止しよう。
 昨年、反対同盟は北延伸工事をものともせず、空港絶対反対・農地死守を不屈に貫き、空港会社と千葉県を圧倒する裁判闘争をうちぬき勝利した。
 見よ、空港のぶざまな姿を! 「へ」の字誘導路は直線化できない。欠陥だらけの北延伸は敗北の象徴である。平行滑走路は永遠に完成しない。空港会社も地元自治体・財界も、ハブ空港からの陥落と羽田の国際化にうちひしがれて、「年間飛行回数1・5倍化(30万回)」と「24時間運用」にしか生き残るすべはないと絶叫している。
 闘争43年、鍛えぬいた闘魂のもとで、わが反対同盟は自信に満ちている。
 「北延伸工事10月完成一来春供用」による生活破壊・闘争つぶしを断固として粉砕する。民家上空40メートルのジェット飛行を許すな!
 裁判闘争は現地闘争と完全に一体である。収用委員会に代わって農地取り上げの前面に立つ司法反動をうち破り、市東さんの農地を守りぬこう。
 FTAに反対し農業切り捨てと闘う農民の先頭に立ち、今通常国会における農地法改悪を阻止しよう。反対同盟は動労千葉と共に闘いとった労農連帯、沖縄や関西住民をはじめとする広範な住民運動、市民運動との共闘をさらに強く発展させて闘う決意である。
 成田軍事空港建設阻止! 空港廃港へ。3・29全国集会に総決起しよう。

 2009年1月11日

三里塚芝山連合空港反対同盟

  

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