■３・29三里塚全国総決起集会は、１５８０人の結集で国交省、空港会社、千葉地裁に対する激しい闘争宣言を発しました。「権力が力で来るならば体を張った闘いで応える」そうした意気高い集会として、勝ち取ることができました。
■三里塚闘争は新たな決戦に入りました。現闘本部裁判での千葉地裁・仲戸川隆人裁判長よる「結審」強行、貨物機事故による危険性・破たん性の暴露で、闘いの正義はますます明らかです。集会に集まった１５８０人は、「三里塚が勝利する絶好の情勢の到来」に緊張感と高揚感にあふれていました。
■集会は、はじめに森田恒一さんが「仮に強制執行に訴えてくるようなことがあれば92歳の体をはって阻止する」と開会宣言。主催者あいさつに立った北原鉱治事務局長は、「三里塚はみんなと共に未来を切り開く。労働者と農民が生きられない政治を根本から変えよう」と訴えました。
■基調報告で萩原進事務局次長は、�‥型席�現闘本部裁判を実力闘争として闘う、��農地収奪を粉砕し、市東さんの農地を守る陣形を構築する、�Ｇ醒亘＿�悪と闘い全国農民の決起をつくりだす、�だ�田の軍事空港化を阻止する――これら４つの闘争方針を打ち出し、秋の10・11全国集会へのさらなる大結集を呼びかけました。
■さらに動労千葉・田中康宏委員長と、関西実行委員会の永井満さん、山本善偉さんが熱烈な連帯の特別報告をおこない、農地法改悪阻止を掲げた農民アピールを鈴木謙太郎さんが読み上げ、沖縄からは知花昌一さんが現地報告をおこないました。
■集会のボルテージもあがったところで、市東孝雄さんが「市東さんの農地取り上げに反対する会」の人びととともに登壇。闘いの決意を共に力強くアピールしました。
■現地攻防と一体で闘う三里塚裁判闘争報告を葉山岳夫顧問弁護団事務局長をはじめ、８人の弁護士がおこない、カンパアピールは婦人行動隊の鈴木加代子さん。住民団体・共闘団体の力強い決意を受けて、伊藤信晴さんが集会宣言を読み上げました。
■集会後は欠陥空港や仲戸川裁判長への怒りもあらわに長蛇のデモ行進。その中で一人の青年労働者を不当にも逮捕したことは絶対に許せません。弾圧にひるむことなく市東さんの耕作地までデモを貫徹しました。
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