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10・11全国集会の成功に向け全力を

  • Posted by: doumei
  • 2009年8月20日 21:38

――激しさを増す闘争破壊と対決しよう

■三里塚闘争はこの8、9月から10月にかけて、大きな決戦の時を迎えます。何よりも、「欠陥空港」「危険空港」の責任追及を恐れる政府・国土交通省、NAA(成田空港会社)が、焦りにかられて展望のない攻撃を強めているからです。
■7月30日に供用開始を強行した新誘導路自体が天神峰・東峰部落への耐えがたい追いだし攻撃ですが、策動はそれに留まりません。7月4日には、第3(西側)誘導路の計画が新聞リークという形で報じられ、7月29日の「成田空港に関する4者協議会」で承認されました。国、NAA,千葉県、地元自治体(成田市、芝山町など9市町)からなる同協議会では第3誘導路の他にも、昨年1月に民法を悪用して強奪した反対同盟の一坪共有地部分を使って、暫定滑走路誘導路の「へ」の字部分のカーブを緩やかにする工事計画や、発着回数の30万回化にむけた4000㍍滑走路と暫定滑走路の同時離着陸の計画などが提案されたのです。
 

■「羽田に負けるな」(林幹雄元国交大臣=香取市選出の選挙スローガン)を合言葉にしたなりふり構わぬ場当たり策、増便策のラッシュが今起きています。
■さらに、現地攻防の一環として重要な位置を占めるに至った裁判闘争でこそ、情勢が緊迫しています。天神峰現闘本部裁判では11月12日に最終弁論が予定されており、来春にも判決が予想されます。ここで農民殺しの先兵である千葉地裁・仲戸川隆人裁判長は、仮執行宣言つきの反動判決を狙っています。仮執行宣言つき判決とは、1審の判決だけで、つまり2審、3審の判決が出る前に、現闘本部への強制撤去を認める判決のことです。そうなれば即、実力攻防に突入しなければなりません。
■こういう裁判の流れを受けて、市東さんの3つの裁判では、それぞれの弁論闘争でNAAや千葉県を圧倒し、反対同盟、弁護団、傍聴団がNAAや千葉県を追いつめていますが、権力の手先としての千葉地裁は農地強奪の反動判決を策動しています。まさに「1971年強制代執行時なみの決戦体制を作ろう」(萩原進事務局次長)という決戦情勢に突入しています。
■この決戦の帰すうを決める闘いこそ10・11への大結集です。あと1月と20日。今日この時点から全国津々浦々への呼びかけ、アピール、組織化をお願いします。そもそも三里塚が43年にわたって貫いてきた「空港絶対反対、農地死守、実力闘争、一切の話し合い拒否」の闘いと労農連帯の不屈・非妥協の歴史が、前記の攻撃を根底において打ち破っています。攻撃のどれをとっても追いつめられた結果の場当たり的でその場しのぎの脆弱なものばかりです。
■10・11三里塚全国集会の成功によって打ち破れます。大結集をお願いします。
 

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