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反対同盟・関西実共催、9・27三里塚関西集会が成功

  • Posted by: doumei
  • 2009年9月30日 23:35

p090927.jpg 9月27日、大阪市立中央会館のホールで、210人の参加者をえて、三里塚関西集会が成功を収めました。
 山本善偉関実世話人による開会あいさつの後、「パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会」代表の吉沢弘志さんから、「米軍再編と日米安保体制50年を問う―日米政権交代で何が変わるのか」と題する講演が行われました。
 休憩の後、「特別報告1」として、三里塚反対同盟から「三里塚現地からの報告と訴え」が行われました。 登壇した鈴木謙太郎さん、市東孝雄さん、萩原進さんが闘いの現状を報告し、10・11三里塚現地への総結集を訴えました。まず鈴木謙太郎さんがは「この関西の9月27日三里塚関西集会、初めて参加させていただきます。今年は7月に第2誘導路ができましたが、その第2誘導路ができる前から第3誘導路の話しが出てきたという、許せないことが起こってきています。全力で市東さんを守ります」とあいさつ。
 

つづいて市東さんが、「親父が死んで、成田に帰ってきてちょうど10年を迎えました。周りのいろんな人たちの支えで、でやってきました。あくまでも同盟は原則を守って最後まで共にやっていきたい」「これだけ航空需要が下がってるなかで、もう大型機は必要ない。それでも、なおかつ第3誘導路でうちを囲い込んで作ろうとしているのは、やはりその先にあるのは軍事空港そのものです」「10・11全国大会、今まで以上の盛り上がりを見せて、これからの空港絶対阻止、廃港までの闘いとして頑張っていきたいと思います」と決意を込めたあいさつを行いました。
 そして萩原事務局次長が「新たな関実運動がここからもう一度大きく羽ばたいていくというかたちで、今日、ここに200を上回る人々が結集した。今は運動を狭くすづんじゃなく、広く広く展開していく時だ」「8・30総選挙の情勢下で、常識では考えられないような攻撃がある。三里塚で言えば1本の滑走路に3本の誘導路を作る。こんなことがありますか。しかも作っておいてあくまで『暫定だ』『暫定だ』といって40年経ってる。30年、40年経って出来ないんだったら、その政府は、あるいはそういう体制はダメなんですよ」「関西の空港はほんとに文字通り自然の地盤沈下ですけれども、三里塚の空港は、文字通り政治的、社会的、そして物理的に地盤沈下していく。われわれは彼らの首根っこを押さえたと言いきれる。暫定滑走路の閉鎖から4000メートル滑走路の閉鎖完全廃港の闘いへもっていく闘いをやろうじゃないか」としめくくりました。
 続いて「特別報告2」として「新たな関西空港反対・東西両軍事空港反対闘争に向けて」と題して永井満関実代表世話人から、三里塚闘争への熱い思いを込めた提起が行われました。
 決意表明では三里塚への援農に行った6人が登壇し、その思いを報告しました。続いて「風をおこす女の会」「大阪の海と空を戦争に使わせない会」「関西合同労組」から、それぞれ三里塚への想いと10・11現地闘争への決意が述べられました。
 安藤眞一関実事務局次長からのまとめの挨拶と団結ガンバロウのあと、いよいよデモに出発です。 日曜の夕方、人通りの多い夕方の心斎橋から御堂筋、1時間余りのデモが、三里塚での闘いと関空の問題を訴える宣伝カーを先頭に、元気よく行われ、道行く市民との合流を果たしました。
 

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