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決戦に向け檄を発す

  • Posted by: doumei
  • 2010年2月18日 23:19

p100214_17.jpg  2月14日東京都内で開催された革労協中央政治集会に、反対同盟から萩原進事務局次長、市東孝雄さん、鈴木謙太郎さん、太郎良陽一さん、そして野戦病院・手話実の朝田しげるさんが参加し、連帯のあいさつをおこないました。

p100214_11.jpg ●市東孝雄さん
 「昨年、新誘導路ができた直後に第3誘導路という話が出た。今度は(市道の)廃道化という問題が出てきました。絶対にこれを認めることはできない。市役所に撤回しろということで行動しました。市長は出てこないで、かわりに副市長が出てきたけど、答えも何も持ってきてない。こっちが何も言わないでいたら向こうはどんどんどんどんやってくる。ですからこっちは闘う意欲を見せないといけない。決戦の時です。私も日頃たくわえてるエネルギーをどこでぶつけるかっていうことを今、考えています。みなさんの力をお借りして、共に闘いたいと思います」

p100214_12.jpg ●鈴木謙太郎さん
 「市道廃道化の攻撃っていうのは市東さんの畑、また現闘本部めぐる攻撃と一体の攻撃です。25日の現闘本部裁判地裁決定以後、すぐに動いてくる可能性もあります。25日は千葉地裁を包囲し、それから現地でも、破壊攻撃に対しては緊急闘争をいつでもできるようにやっていきたい。ここにいるみなさんも2月25日は千葉地裁包囲闘争・デモに参加していただきたい。またそれをもって、3・28全国総決起集会を、今まで以上に総力を挙げて、みなさんの力を借りて大動員でやっていきたいと思います」

p100214_13.jpg ●太郎良陽一さん
 「市東さんに対する攻撃が強まってきてます。団結街道を破壊すると言ったことに対して断じて許すわけにはいかない。全員が一丸となってスクラム組んで、完全にこの攻撃を粉砕するような闘いを作り上げよう。2月11日、反対同盟の代表として日本原闘争に行ってきました。三里塚闘争は歴史的な拠点だ。43年間労働者の闘い、「障害者」の闘い、部落大衆の闘い、さまざまな闘いが三里塚闘争に結合しながら闘いぬかれてきた。そういう地平の上で、この闘いを断固として爆発させていこう。そして、三里塚が全人民の前に再び立ち上がり、この世の中を変えていく力として爆発していく、そういう闘いをこの決戦でやりぬこう。そのためには何よりも、2月25日の現闘本部裁判に総力決起すること。そして強制執行に対しては、実力で闘おう」

p100214_14.jpg ●萩原進事務局次長
 「大恐慌の中で資本主義体制が足元から崩れだし、支配するために、いろんな形で人民に対する攻撃に出てきている。三里塚でみるとやはり、戦争をするための農地強奪。あるいは今までのように農地がとれないから、裁判所に訴えて農地を取り上げると。生活道路を一挙に潰していくとか、誘導路を3本つくるとか。その脇に滑走路をまた造るんだとか。民主主義体制はどうやったところでごまかしの政策でしかない。われわれは、政府、空港会社、自治体を相手にして『来るなら来てみろ』という構えだ。そして実際そういう闘いがあれば、これは勝利できる。第3誘導路に関しては、市東さんは頑張ると言ってる。そして第2の滑走路ついては自分も頑張る。今度は自分の土地もかかるし、阻止戦態勢にも入る。われわれが先頭に立ってやります。(森中小三郎成田空港会社社長は)用地問題を今年1年で解決しますだなんて、40年もできないことを公約した。やるならやってみろと。どこにその空港できんだ。できなかったからこそ、今日まで来たんじゃないか。だからわれわれも決戦として構える。その覚悟です。
 25日反対同盟は、1000名を目標にしながら裁判所を包囲して、デモをして、本部裁判の判決公判をむかえたい。独自の宣伝カーを出していただき、全国集会でやるようなデモの形式をとっていただいて、あそこを騒然とさせたい。判決公判を、あらゆる闘いの方向性の中で闘いぬきたい。日帝国家権力に対して、大打撃を与えるものとして、やるならやってみろと。千葉市内、三里塚現地、そして三里塚と沖縄とあらゆる地域のあらゆる闘う人士がここに結集して、お互い闘いぬいていくんだという構図をつくりだしていく。それが25日であり3月の全国集会です。これが三里塚闘争なんだということを25日に見せつけよう。われわれの側から非常識を常識に変えよう。
 日本の中における三里塚闘争の役割と位置から見ても農業・農民問題を抜きにしては語れない。共産主義革命の時にはやっぱり農民階層もその中に一緒になって闘い、あらゆる差別・抑圧される人々もその中で大きなうねりとして統一戦線を組みながら、共産主義世界革命を遂行していく。その主人公があくまで労働者階級であるということは間違いない。農民・農村を、われわれの旗の下に結集せよ、そして共に闘おうじゃないかと、われわれが獲得するかどうかにかかっている。われわれは闘えば勝てるということを確認して、あいさつに代えます」

野戦病院・手話実 朝田しげるさん
 「25日の闘いには、反対同盟と共に現闘本部裁判の判決を粉砕するような闘い、裁判所を本当に恐怖に陥れるような闘いをやっていきたい。『障害者』も反対同盟とともに勝利するまで全力で闘います」

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