「どんな嫌がらせや移転の強要にも絶対負けない」

市東さんの農地を守る大運動を（３・２８全国集会）

―闘いの決意　市東孝雄

　皆さん、寒い中ご苦労様です。毎回多くの裁判傍聴、うれしく思っております。
裁判もそうですが、今の空港政策、空港建設、これを絶対に許すことができません。今回の団結街道を廃道にするということ、絶対に受け入れることができません。市議会が廃道を議決しましたが、私は天神峰に住んでいるし、今後もずっと住み続けます。どうして廃道にできるのか、全く怒りにたえません。第３誘導路を口実にしているけど、これも場当たり的でデタラメな空港造りの結果と思います。
 

　成田市長・小泉は「交差点の中に住むようなものだ」とい言うが、そうやって移転を迫るのは一体誰だ。小泉市長、おまえだ。自分がそういう状況を作り出しているじゃないか。代わりの道というのも、今は５００ｍの直線なんですけど、ぐるっと迂回して１.８㎞、３倍もあるんですよね。一体成田市は人権をなんだと思ってるんだ。
　私はこの不当と徹底的に闘う決意です。人の痛みがわからない思いやりのない傲慢な空港建設だから、４４年経ってもまだ無様な姿をさらけ出しています。

全ての人々がともに闘う時

　昨年初めて沖縄に行ってきました。私は辺野古の海を忘れることができません。あそこに基地を造るなんてもってのほかです。県内移設に沖縄全島が猛反対しています。基地と戦争に反対する沖縄の人たちと、とことん連帯して闘おう。首切り、賃下げに動労千葉がストライキで闘っています。反対同盟も車の両輪として、ますます動労千葉とのつながりを深く、闘っていきたいと思います。
　医療介護や年金の切り捨てに怒りが広がっています。学生たちも実力で闘っています。今こそ全ての人々が広く連帯し、ともに闘う時じゃないでしょうか。
　反対同盟は現闘本部仮執行判決を粉砕し、空港会社の工事計画をガタガタにしました。羽田空港の新滑走路が１０月に開業するということで、空港会社は焦りに焦っています。そのうちまた汚い攻撃をかけてくるでしょう。この４月、５月にも第３誘導路計画が動き出そうとしています。どんな嫌がらせや移転の強要にも絶対負けない。ここに登壇している会のみんなと、結集された皆さんとともに、農地を守り最後の最後まで実力阻止で闘います。
　今日ここに結集された皆様、いざというときには必ず駆けつけて下さい。ご支援よろしくお願いします。