４・９耕作権裁判に結集を

　4月9日午前10時30分から、千葉地裁601号法廷で耕作権裁判がおこなわれます。
　この裁判は、市東さんが耕作している畑の一部を「不法耕作だ」と決めつけて、ＮＡＡが明け渡しを求めている裁判です。最大の争点は、畑の位置特定問題。NAAは契約畑の位置を間違えていて、「不法耕作」などというのは、とんでもない言いがかりです。弁論によって徹底的にNAAのデタラメを暴いていった結果、ＮＡＡが唯一の根拠とした「同意書」「境界確認書」という書類とその添付図面が偽造だという問題にまで至りました。
　偽造のひとつとして、「同意書」「境界確認書」に記された市東東市（しとうとういち：市東孝雄さんの父）さんの署名が別人のものだった、ということがあります。根本寛氏作成の筆跡鑑定書で、この署名偽造を暴きましたが、NAAは警察OBの塚本宇兵鑑定書を出しました。9日の裁判は、この塚本鑑定書を徹底的に粉砕する闘いになります。
　三里塚現地では、3月２６日以降、昼夜分かたぬ第3誘導路の工事が連日おこなわれています。第3誘導路工事への怒りも込めて、NAAの違法・不法な明け渡し要求を打ち砕いていきましょう。
　裁判傍聴闘争への結集をよろしくお願いいたします。

＜耕作権裁判第２３回口頭弁論＞
■日時　４月９日（月）午前１０時３０分開廷
■法廷　千葉地裁６０１号法廷
　※傍聴券の抽選がありますので、午前１０時までに集まって下さい