2015年1月 Archive

グーグルマップ（航空写真）ではこちら

 ―千葉市街での署名活動

 ―支援連が高裁前街宣を開始

　１月２８日、支援連絡会議は、３月４日の控訴審第４回弁論に向けた東京高裁前の街宣をスタートさせました。
「偽造文書にもとづく解約許可は無効だ！小林昭彦裁判長は徹底審理を尽くせ！」と銘打ったビラを配布し、裁判への注目と３月４日の裁判所包囲と傍聴への参加を訴えました。寒風吹きすさぶ朝でしたが、しっかりポケットにしまい込んだ手を出してビラを受け取ってくれて、用意したビラをぼぼ配布しきることができました。
昼前からは場所を上野に移して署名活動。この頃には日射しも出てきて、道行く人々との会話もはずみ、２時間で105筆の署名を得ることができました。

　昨日の一斉行動で周辺地域に配布した反対同盟ニュース第１６号です。１月１１日の団結旗開きを報道し、あらためて３万人署名への協力と、３月２９日に成田市栗山公園で開催する全国集会への参加を呼びかける内容になっています。

　１月２５日、反対同盟は本年最初の一斉行動をおこない、周辺地域の皆さんに再度署名への協力を訴え、３月２９日の栗山公園全国集会を呼びかけていきました。
　朝の打ち合わせは、萩原富夫さんの進行のもと、市東孝雄さんが「今年は勝負の年。いろいろと動きがあるかもしれないけど、１発目の今日から断固として構えていこう」とあいさつ。集まった支援連の仲間は、署名用紙と新しい反対同盟ニュースを手に、担当地域に向かいました。
　午後３時からは千葉で署名活動。安倍政権の戦争政治との対決を提起しながら、署名を呼びかけました。太郎良陽一さんと宮本麻子さんがマイクを握り署名の訴えをおこなう中、２時間で１４９筆の協力を得ました。別途、伊藤信晴さんが成田で３０筆の署名を集め、周辺地域も含めて今日１日で１９９筆の署名を集めることができました。

 ―天神峰やぐら裁判が結審

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　反対同盟ニュース第１０号です。
第３滑走路計画が想定される地域をはじめてデモ行進した７・１３闘争を報告し、第３誘導路計画との闘いを呼びかけたニュースです。
２～３ページのデータ不明により、とりあえず１,４ページを掲載します。

　 １月20日、千葉地裁６０１号法廷で団結街道裁判と天神峰やぐら裁判がおこなわれます。今年最初の裁判闘争です。
　この日は民事第３部・廣谷章雄裁判長のもと、同じ法廷で連続しておこなわれます。１０時３０分から団結街道裁判、１１時から天神峰やぐら裁判の予定です。
　皆さん、ぜひお集まり下さい。

　振り返ってみると、三里塚闘争も50年、よくここまで国家権力と闘ってきた。3月4日（の裁判）は、市東孝雄さんの住居・田地田畑、それに対する強制代執行の判決が出ないように、断固として闘おう。
このまま行くと日本の国はどこに向かっていくんだ。三里塚闘争に命をかける、本当に人間として正義の闘いであるということを深く思い起こし、3月4日の東京高裁の裁判は身をもって闘おう。そして未来のために私たちは犠牲になってもいい。
この神社はね、立木の問題とかあったが、立派になったよ。
 

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　１月14日夕方、支援連絡会議は京成成田駅頭で２０１５年最初の街宣をおこないました。
　昨年末に引き続き、反対同盟の新たなリーフレットを配布しながら、あらためて３万人署名への協力と、３・２９全国集会への参加を呼びかけました。 

―市東孝雄さんの発言（団結旗開き）

　皆さん明けましておめでとうございます。昨年はいろいろな闘いの中、援農、裁判の傍聴、署名運動と、本当にありがとうございました。反対同盟は、萩原進さんの遺志を継ぎ、１年間、「霞ヶ関に攻め上る」ということを合言葉に闘いきりました。そして、高等裁判所を取り囲み、警視庁の前を歩く画期的なデモを勝ちとりました。３月には初めての東京集会と、いろいろな意味で「東京」ということで昨年はやりましたけど、現地は現地でやらなければ、やっぱりひとつの闘いとしては勝てないと思います。そのためにも一斉行動を２年間、やり続けています。

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 一昨日の記事で、反対同盟が発した闘争宣言を掲載しましたが、誤って最終確定ひとつ手前のものを掲載してしまいました。２カ所の字句修正があります。当日発表したものに訂正しましたので、すでに当ブログよりコピー・引用等された方は、あらためて取り込み直してください。

　１月１１日、反対同盟は全国から１４０名の皆さんにお集まりいただき、新年デモと団結旗開きで2015年のスタートをきりました。2015年「勝負の年」と位置づけ、３月４日の農地裁判控訴審に全力で取り組み、３・２９全国集会を実力闘争の原点である旧成田市営グランド（現栗山公園）で開催することを発表しました。以下、闘争宣言を掲載します。

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　 成田空港周辺の航空機騒音で、2013年度から導入された新たな環境基準を達成したのは、全８４測定局のうち48局（５７％）にとどまったことが県の調べで明らかになった。羽田空港を離着陸する航空機の飛行ルート下の木更津、君津両市の５測定局はすべて基準を達成した。（1月7日付東京新聞）

　従来の騒音基準は「うるささ指数」と呼ばれるものでしたが、これは航空機からの騒音の大きさに着目したもので、実際の騒音影響総体をあらわすものとは言えませんでした。2013年からより健康被害を正確にあらわす指標（Ｌdenというもの）に変更されたわけですが、本当はこれでもまだ不十分です。健康被害を考えるなら、睡眠妨害を明らかにするＬnightという指標こそ、用いられるべきです。
　いずれにせよ、現行の指標でも約半分が「問題あり」なのです。しかもこの測定地点に天神峰・東峰地区は含まれていません。第３滑走路や２４時間飛行はもとより、一昨年から強行されている夜１１時台の飛行制限緩和は、許すことができない問題です。

東京新聞の記事はこちら

千葉県の測定結果のページはこちら
　ただし、１月８日時点、昨年度のデータはアップされていません。リンクをたどって、「成田空港周辺地域共生財団」のサイトを見ると、詳しいデータが出ています。

　昨秋の１０・８控訴審と１０・１２全国集会への参加を呼びかけた、９月発行の反対同盟ニュース第１２号です。

　昨年１０月発行の反対同盟ニュース第１３号です。１０・８控訴審闘争－１０・１２全国集会について報じ、伝えていく内容になっています。
毎号掲載されている「地域住民の声」は、反対同盟の一斉行動を通して、住民との会話の中から得られたナマの声です。

　昨年１１月発行の反対同盟ニュース第１４号です。地元住民の要求で開催された、成田市による第３滑走路の説明会について言及しています。また、「成田縛り」と呼ばれる空港の実態について報じています。ご覧下さい。

　昨年、「反対同盟の一斉行動で配布しているニュースを閲覧できるようにしてほしい」というご要望をいただいていました。遅くなりましたが、さかのぼって全号をＰＤＦファイルで掲載していきます。
今回は直近の第１５号です。いずれ、ひとつのタブを設けて閲覧できるようにしていきます。

　昨年、反対同盟が第１の課題として取り組んできた「控訴審勝利！３万人署名」は、昨年末で１８３５３筆まで集めることができました。多くの皆様のご協力に心から感謝申し上げます。
　３万人署名は、闘う仲間の皆さんの思いだけではなく、全国のさまざまな人々に市東さんの農地問題を知ってもらい、「農地取り上げは許さない」という声をつくり出す力です。市東さんや弁護団を激励し、小林昭彦裁判長に対して「まっとうな審理をおこなえ！」という力になります。
　昨年１２月１日付で空港会社と県からあらためて答弁書が出されました。弁護団の追及の結果、さすが「原判決の通り」と言っているだけでは済まなくなったのです。これに対する再反論を弁護団が準備しています。３月４日の控訴審は、双方の認否反論が一応出そろう中での攻防となります。徹底審理こそが求められますが、今の司法反動の中では、予断を排し、毎回全力で緊迫の闘いに臨む必要があります。
　まずは２万筆を達成し、次回３月４日の裁判でも、多くの署名を裁判所に提出したいと思います。皆さん、さらなる署名へのご協力、周りへの呼びかけをぜひよろしくお願いいたします。

　三里塚の裁判闘争は、３月４日の農地裁判控訴審が当面する最大の闘いですが、千葉地裁で闘っているその他の裁判も重大な段階を迎えています。新たなやぐら裁判が始まり、耕作権裁判も再開されます。１月２０日から２０１５年の裁判闘争が始まります。ぜひ傍聴にお集まり下さい。 

●１月２０日（火）　団結街道裁判
　午前１０時３０分　千葉地裁
●１月２０日（火）　天神峰やぐら裁判
　午前１１時　千葉地裁
●２月１２日（木）　一坪共有地裁判
　午前１０時３０分　千葉地裁
●２月２４日（火）　第３誘導路裁判
　午前１０時３０分　千葉地裁
●３月４日（水）行訴・農地法併合裁判控訴審
　午後３時　東京高裁

 　全国の闘う仲間の皆さん！　ブログをごらんの皆さん。決戦の２０１５年が明けました。反対同盟は１月１１日（日）、新年デモと団結旗開きから本年の闘いをスタートさせます。４９年目を迎える今年は、三里塚闘争にとってまさに勝負の年です。３月４日の農地裁判控訴審第３回弁論と、３月２９日、栗山公園（旧成田市営グラウンド）で開くことになった全国総決起集会で大きな前進を切り開いていきましょう。