強制収用許すな! 安倍政権打倒! の意気高く

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―930名の結集で集会・デモ打ち抜く

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 10月11日、反対同盟は成田市東峰の畑で全国集会を開催し、全国から930名の参加を得て、東京高裁不当判決と安倍政権の戦争法強行可決への怒りも新たに集会とデモを打ち抜きました。
 おって詳細をお伝えいたしますが、まずは集会で発せられた集会宣言を掲載します。

10・11集会宣言

 本日の集会は、「最高裁による強制収用許すな! 第3滑走路粉砕! 安倍政権打倒!」を掲げた、重大な決意を込めた集会となった。
 安倍政権は9月19日、連日国会をとりまく数万の民衆の抗議の中、参議院本会議での戦争法案の採決を強行した。安倍に対する民衆の怒りと危機感が沸騰している今、本物の反戦闘争が求められている。
 三里塚闘争は来年7月、満50周年を迎える。半世紀にわたって軍事空港阻止を貫き、体を張ってたたかいぬいてきた。今こそ、その真価を発揮する時だ。市東さんの農地を守るたたかいは、安倍戦争政治に立ち向かう決定的たたかいだ。
 市東さんの農地裁判は、6・12東京高裁不当判決をうけ、最高裁上告審闘争へと舞台を移した。3代100年耕し育てあげた農地は、市東さんにとって命と同じであり「お金にかえられない」大切な農地である。強制収用を許さない最高裁緊急5万人署名をあらゆる闘争現場に持ち込み、広範な市民に訴え、市東さんを支える強力な支援陣形をつくり出そう。
 第3滑走路計画は9月17日、国交省、千葉県、地元9市町、成田空港会社による「4者協議会」が開かれ具体的な動きを開始した。しかし羽田空港との競争で敗勢にある成田は、年間30万回ある発着枠は22万回しか埋まらないばかりか、騒音下住民への騒音対策も放置したままだ。24時間空港化とBラン1000メートル延長はもとより、第3滑走路計画など問題外である。何よりも反対同盟の存在とたたかいがある限り絶対に不可能だ。国交省の狙いは明らかだ。戦争法成立を背景にした軍事転用に他ならない。周辺住民とともに絶対に粉砕する。
 辺野古新基地建設を阻止する沖縄のたたかいと連帯し、農地死守・実力闘争の爆発をかちとろう。川内原発2号機の再稼働が目前に迫っている。全国の原発再稼働を阻止し、すべての原発廃炉へたたかおう。福島の怒りと苦悩に寄り添い、ねばり強くたたかおう。TPP大筋合意を許さず、締結粉砕へたたかおう。非正規職撤廃・外注化阻止のストライキに決起する動労千葉をはじめとする労働組合との連帯、安倍政治・国策・差別とたたかう全国の人々と連帯し「三里塚から世の中変える」たたかいに共に立ち上がろう。 

2015年10月11日  三里塚芝山連合空港反対同盟

集会宣言(PDFファイル)

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