「空港会社の訴えを棄却せよ!」内田裁判長に迫る

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 7月11日、千葉地裁民事第2部(内田博久裁判長)で耕作権裁判が開かれました。裁判に先立つ千葉地裁包囲の集会・デモ-傍聴闘争に125名が結集し、新たに耕作権裁判を担当することになった内田裁判長に対して、「農地強奪は絶対に許さない」という怒りを突きつけました。
 法廷では、裁判官交代に伴う更新意見陳述が1時間半にわたって行われ、弁護団全員があらためて空港会社の違法・不当を全面的にかつ明快に論述しました。
 空港会社は、耕作地の位置特定の誤りについて何の反論もできなくなるや、「仮にそれまでの耕作場所が違っていたとしても、『同意書』『確認書』で新たな合意ができた」とあくまで偽造文書にしがみついて、これを裁判所に認めさせ、ごり押しをはかろうとあがいています。
 裁判所がまっとうに判断するなら、即刻棄却すべきです。耕作権裁判で突き出された事実は、最高裁で闘っている農地裁判での、農地明け渡し請求の違法・不当・無効を明らかにするものです。不当な訴訟指揮を許さず、「棄却せよ!」の声をさらに強めていきましょう。

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