●不当な訴訟指揮はもう認められない

(天神峰現闘本部裁判)

―反対同盟弁護団、仲戸川裁判長を忌避


記者会見
仲戸川裁判長に対する忌避の申し立てを行い、記者会見する反対同盟と弁護団
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(速報)
 7月19日、天神峰現闘本部裁判第17回口頭弁論の当日、反対同盟弁護団は仲戸川隆人裁判長(民事5部)に対する忌避(きひ)を千葉地裁民事3部に申し立てました。
 仲戸川隆人裁判長は、反対同盟が一貫して要求している現闘本部の実地検証をやろうとしません。それどころか「あくまでも検証をやれと言うなら、被告側に不利な決定を下すことになりますよ」という驚くべき言辞を口にしていたのです。
 仲戸川裁判長のもとでは、これ以上とても公正な訴訟指揮は期待できない」とやむにやまれぬ決断で、弁護団は忌避をたたきつけたのです。
 これにより現段階で裁判の審理はストップし、裁判長の忌避をめぐる攻防に入りました。
 このあと反対同盟と弁護団はただちに記者会見を開き、裁判官忌避を行った経緯を説明して、仲戸川裁判長のこれまでの不当な訴訟指揮を弾劾しました。
 続けて反対同盟は決起集会を開き、「早期結審策動を絶対に許さない」という決意を傍聴に集まった皆さんと固めました。
 今回の裁判官忌避は、相次ぐ三里塚裁判に対する反動的な訴訟指揮に対して、これを絶対にはねかえすという反対同盟の意志をたたきつけたものです。次は7月26日に鈴木さんの一坪共有地裁判第3回口頭弁論が、同じ仲戸川隆人裁判長のもとで開かれます。多くの皆さんが傍聴に集まられることを訴えます。

  

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