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■10月25日、千葉地裁で鈴木幸司・いとさん一坪裁判の第4回口頭弁論が行なわれました。この裁判は鈴木幸司さん、鈴木いとさんが所有している一坪共有地を、千葉県当局が民法で強奪しよういうとんでもない裁判です。今回の裁判は一坪共有地が組合財産であることを徹底的にはっきりさせ、千葉県の要求が不当であることを明らかにするべく、闘われました。
昨年の労働者総決起集会で満場の拍手に応える反対同盟(2006年11月5日)
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■11月4日、東京日比谷野外音楽堂で韓国、アメリカの労働者を招いた全国労働者総決起集会が開かれ、反対同盟も全力で参加します。参院選で示されたように反乱を開始した、闘う農民を代表して、三里塚からむしろ旗をもって行きます。今回初めて三里塚からの正式発言が予定されています。多数の労農学の参加を反対同盟からも呼びかけます。
民主労総との交流会(11月2日)
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■11月2日、韓国民主労総の訪日団を迎えて、三里塚現地で、動労千葉の主催で、動労千葉・反対同盟と民主労総の交流会を行いました。
■11・4集会の後、都内で、日米韓の労働者・農民・学生の交流会が行われました。その場で反対同盟はアメリカのAMFAに対して、昨年の支援の御礼をしました(写真)。
「農民の側に抵抗する時間を与えるな」「一気呵成(かせい)に既成事実を作って押し切れ」――これが、富里・八街空港計画の失敗から得た政府・運輸省、空港公団の反動的〃教訓〃でした。
■市東さん耕作権裁判の第5回弁論が開かれます。10月30日に第1回の弁論を闘った違憲訴訟も加えて、市東裁判は新たな段階を迎えています。全力で傍聴闘争への決起をお願いします。
■空港会社は、反対同盟はじめ地元住民の反対を無視して、新誘導路工事を強行しています。以下、4枚の写真は、新誘導路が暫定滑走路に接続する部分の工事を中心に11月13日に撮ったものです。
1967年春、条件派2組織(成田空港対策部落協議会と成田空港対策地権者会)は代替地の配分で確執を続けていました。「反対派に勢いをつけさせない」ことを最優先に考えていた政府・空港公団は、条件交渉が膠着することを最も恐れていました。そこで、条件2派との合意のため、運輸大臣自らが成田に乗り込んで、決着させることを狙ったのです。
1967年8月、千葉県は空港建設工事の第1歩である、外郭測量の公示を行う方針を発表しました。ついに具体的な工事の開始が宣言されたのです。これに対して反対同盟は8月15日、500人が千葉市まで出向いて「測量の公示中止」を求める集会と県庁前での徹夜の座り込みを敢行しました。この闘争で初めて少年行動隊が闘いに参加しました。
■北原事務局長は11月2日の韓国民主労総との交流会での発言で、戦前・戦中の侵略・植民地支配を謝罪しました。その思いを語ってもらいました。
10・7全国集会の大結集のために、反対同盟は各地の集会に出向き、私たちの考えを訴えてきました。
今日は専門の人たちもおいでになってるという話も聞きました。、また農家出身の人が多いという話も聞きました。そうすると今、農家の担い手、後継者がいないという非常に大きな問題があることをご存じの方は多いと思いますが、農家の親父さんやおっかさんが息子や娘に「農家を継げ」と、あるいは「後継者になれ」ということが言えない時代になっている。自信を持って家を継いでほしいという農家は本当に少ないんじゃなでしょうか。
反対同盟本部役員の鈴木幸司さん。全国集会では開会宣言、現地闘争や、各地区の集会での発言、そして反対同盟法対部長でもある鈴木さんの裁判闘争での発言などはいつも力強く、勇気づけられる。
11月21日の戦争動員訓練を報じるマスコミ各紙
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■11月21日、千葉市内7カ所で、「国民保護訓練」と称する県内初の戦争動員訓練が強行されました。主催は政府・千葉県・千葉市です。これに104機関、56市町村が参加、総数1300人もが参加した大規模な訓練でした。
■12月3日、午前10時30分から、市東孝雄さんの耕作権裁判の第5回弁論が千葉地裁で開かれます。全力で傍聴闘争に集まって下さい。
■空港周辺9市町村は、国交省・成田空港会社の意も受けて、11月26日、「成田国際空港都市づくり推進会議」なるものを発足させました。これは成田市を中心に9市町村が空港利権に群がろうという組織ですがそれだけではありません。当日発表された設立趣旨において「空港機能の強化」を明記しています。
食料を外国にもっともっと頼っちゃう。そして土地もそれと同時に開発の名のもとに荒らされていくという方向に進んでいって、日本の中で、第一次産業、とりわけ農民階層というのがなくなっていいのかどうかという、これが今問われているんです。
習志野駐屯地正門に向かうPAC3を載せるための台車トレーラー(午前3時すぎ)
■11月29日午前3時すぎ、千葉県船橋市・習志野市の習志野駐屯地に、パトリオット3(PAC)ミサイルの搬入が強行されました。これに対して緊急闘争を闘った仲間から報告が入りました。