民主労総との熱い連帯を深める
■10月31日、韓国民主労総の労働者が三里塚現地を訪れました。午後2時から現地調査を行い、夜は反対同盟との交流会を行ないました。
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■10月31日、韓国民主労総の労働者が三里塚現地を訪れました。午後2時から現地調査を行い、夜は反対同盟との交流会を行ないました。
11月2日、東京・日比谷野外音楽堂で、全国金属機械港合同、全日建運輸連帯労働組合関西地区生コン支部、そして動労千葉の呼びかける労働者集会が開かれました。反対同盟もともに参加し、労農連帯を熱く呼びかける発言を行いました。
■11月16日千葉市内で「市東さんの農地取り上げに反対する会」が主催するイベントが行われます。「食と農業・農地問題を考える11・16講演&パネルディスカッション」と題し、市東さんの農地裁判の背後にある農業切り捨てと食の危機の問題を、世界的な視点から考えようという意欲的な企画です。
■「穀物高騰と農業危機」というタイトルで講演をおこなうのは、科学ジャーナリストの天笠啓祐さん。最近、『世界食料戦争』という著作の増補改訂版を出されました。――「いま、米国や多国籍企業の食料戦略は、一見わが世の春を謳歌しているように見えるが、足下から崩壊の兆し」と指摘する天笠さんが、飢餓暴動を激発させた農と食の危機の原因を分かりやすく解説します――(「市東さんの会」のビラから)。
■成田空港会社は10月17日に、農地取り上げのための新たな裁判を起こしました。今回のイベントはその不当性を広く明らかにしようというもので、「これからは畑が闘争現場」と決意を語る市東孝雄さんの訴えや、葉山岳夫弁護士による報告と解説も予定されています。
■多くの皆さんの参加を呼びかけます。
■11月9日、三里塚闘争支援連絡会議主催の緊急現地闘争が闘いとられました。
■ 「10月17日の空港会社(NAA)による農地明け渡しの提訴を絶対に許さない」という怒りの決起として、85人が各地から結集し、市東さん宅に近い開拓道路から、市東さんの畑までデモ行進をおこないいました。
■デモに先立って、反対同盟からは、駆けつけた北原事務局長と太郎良陽一さんがあいさつ。北原事務局長は「反対同盟は責任を持って市東さんの農地を守ることをきっぱりと掲げる」と宣言。太郎良さんは「市東さんの闘いに応える実力闘争の闘いを三里塚42年の地平にかけてやりきろうではありませんか」と訴えました。
昨年9月8日に開催された講演&パネルディスカッション
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■先に呼びかけましたが、「市東さんの農地取り上げに反対する会」(市東さんの会)が主催する11月16日のイベントが3日後に迫りました。誘い合わせての参加を反対同盟からも呼びかけます。場所は千葉市長洲1丁目8番地(県庁近く)のホテルプラザ菜の花で、午後1時開場です。
■タイトルは「食と農業・農地問題を考える11・16講演&パネルディスカッション」。市東さんの農地裁判の背後にある農業切り捨てと食の危機の問題を、世界的な視点から考えようという意欲的な企画です。
■「市東さんの農地取り上げに反対する会」(略称「市東さんの会」)による「食と農業・農地問題を考える講演&パネルディスカッション」が、11月16日、150人の参加で大成功を収めました。反対同盟も北原鉱治事務局長をはじめ、多数が参加しました。
これが問題のトンネルだ
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前回9月1日に開かれた耕作権裁判に駆けつけた人々
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12月8日、千葉地裁405号法廷で、市東さんの耕作権裁判第9回口頭弁論が開かれます。
傍聴闘争に向けて、反対同盟から呼びかけ文を発しましたので、掲載します。
芽吹く大地――東峰畑だより
11月半ばになっても、まだ霜が下らないため白菜などの冬野菜はケッキュウが遅まり、病気にかかった物も出始めました。人には過ごしやすい気温でも、野菜達には厳しい環境です。
11月は成田周辺でも、落花生の(のう積み)―落花生を乾燥させるために3週間程、畑に積み上げて置く―を見る事が出来ます。しかし、その(のう積み)は農業人口の低下と高齢化によって年々、高さが低くなって来ています。(年輩者になると落花生を上に積み上げれない)初冬の山野風景も寂しく映ります。
御礼の挨拶に立った萩原進事務局次長と静江さん
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■11月24日、萩原進事務局次長が出版した『『農地収奪を阻む――三里塚農民43年の怒り』の出版記念会が、千葉市DC会館で行われました。反対同盟の北原鉱治事務局長、市東孝雄さん、鈴木謙太郎さん、関西実行委員会の永井満代表、動労千葉顧問の中野洋さん、同委員長田中康宏さん、群馬実行委員会の青柳晃玄さんら、錚々たる人士が呼びかけた記念会には100人になろうとする労農学が集まり、萩原さんの本の出版を祝いました。
11月14日付 読売新聞
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■空港会社は11月13日、暫定滑走路の運用時間について、朝6時半から夜10時までとしてきたものを、2009年の4月より、朝6時から夜の11時まで、1時間30分延長することを一方的に発表しました。空港会社の住民無視の姿勢が改めて露骨に示されたのです。
■10月17日、成田空港会社は千葉地裁に対して市東孝雄さんの農地2カ所の明け渡し請求を不当に提訴しました。その第1回目の裁判が来年2月3日の午前11時から行われることになりました。農地法で農地を公用収用するという前代未聞の農地強奪に対して、全国から怒りの声をあげていきましょう。
■12月8日の耕作権裁判、来年1月20日の行政訴訟、そして2月3日の新たな裁判と、連続して闘われる農地裁判闘争へ、闘う仲間の皆さん、ブログをご覧の皆さんの結集を心から訴えます。