7・30新誘導路の前倒し供用開始を弾劾する
――反対同盟が成田駅頭ビラまきで反撃
■7月30日から新誘導路(東側誘導路)の供用が本来計画より9カ月も前倒しで開始されました。報道された写真(左)によると約3分の2が伐採された東峰の森の姿が痛々しく写っています。反対同盟は同日、成田駅頭ビラまきを行い、広範な市民に新誘導路供用開始の不当性と破たん性を訴えました。(ビラのPDFファイルはこちら)■新誘導路は、東峰部落の命の森である東峰の森を約半分も伐採し、環境と景観を破壊して強行されました。この結果、東峰部落の西側半分は分断され、空港の中に取り込まれることになったのです。ビラにもあるように2005年5月、黒野匡彦NAA前社長は「お詫び」の書簡を東峰部落に出し、「今後、皆様の生活環境や人間としての尊厳を損なうことは二度とやってはいけないとの強い決意です」と「謝罪」しました。その「二度とやってはいけない」生活環境破壊を三度強行したのです。何という農民愚弄、人間無視でしょうか。1966年以来の成田空港建設の歴史はすべてこのような、常識では考えられない不法・不当の積み重ねです。ですから私たち反対同盟は、このような国家犯罪を告発して43年を闘いぬき、さらに未来にむかって闘い抜く決意を固めているのです。