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決戦に向け意気高く闘争宣言

  • Posted by: doumei
  • 2011年1月 9日 23:31

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 反対同盟は1月9日、150名を超える闘う仲間の参加を得て新年デモと団結旗開きをおこないました。
 例年とは順序を変えて、まず東峰神社でしめ縄の飾り付けをおこなったのち、内容を新たにした看板の下で、闘いへの決意を示しました。そして開拓組合道路に結集した闘う仲間の皆さんとともに、「第3誘導路粉砕」「切り回し道路への切り替え阻止」を意気も高くデモ行進。午後からは場所を成田市内のレストランに移して旗開きをおこない、2011年の決戦に向けた反対同盟の決意と方針を明らかにしました。
 この日発表した反対同盟の闘争宣言を掲載します。

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2011年闘争宣言

 世界を覆う恐慌が、ついに戦争の予感を現実のものとした。韓国・延坪島(ヨンピョンド)の砲撃戦は、この危うい現実を衝撃的に突きだした。ふたたび朝鮮侵略戦争を繰り返すのか、──すべての人々にこのことが問われ、反戦の力がとめどもない奔流となって世界を動かす時がきた。
 危機と混迷を深める菅政権は、延命の道を財界にすがり、その意を受けてブロック化と戦争に向かって暴走している。TPP(環太平洋経済協定)はその象徴であり、日本農業を壊滅させ、労働者の首切りを極限にまでおし進める暴政にほかならない。成田空港は沖縄と一体の米軍事拠点である。
この動乱のさなかにおいてなお、死活的なインフラ=成田空港は、闘いに阻まれ破たんにあえいでいる。昨年激しく進行した三里塚闘争破壊の攻撃は、起死回生をはかる民主党・菅政権の凶暴なあがきであった。
 反対同盟は、現闘本部撤去仮執行を粉砕し、団結街道封鎖と闘う市東孝雄さんの実力決起で、この攻撃をあざやかに打ち破った。そして一つの確信を新たにした。理不尽きわまる国策=空港建設に対して、「軍事空港建設反対」「農地死守」を掲げ、身体を張って闘うことは圧倒的な正義である。
 絶対反対で闘うことはたやすいことではないが、この道の正しさを反対同盟は確信する。農地と農民の権利を守り、改憲・戦争に反対する三里塚がいよいよ真価を発揮する時がきた。
2011年、攻勢的に大胆に、闘おう。基地全面撤去へと闘う沖縄の火はいよいよ燃え広がるであろう。労農連帯の旗の下、検修全面外注化と闘う動労千葉を先頭に、大失業・戦争と闘う労働者の決起が国境を越えて広がるであろう。学生の鮮烈な決起が始まった。三里塚は沖縄や関西住民を始めとする広範な住民運動、市民運動と完全にひとつだ。三里塚は共闘と結集の砦である。
第3誘導路粉砕! 暫定滑走路南進のための東峰地区破壊策動を許すな! 2・4現闘本部控訴審闘争は審理打ち切り・仮執行を阻止する大決戦である。大結集を呼びかける。迂回道路トンネル化のための1月道路切り替え阻止! 団結街道仮処分に勝利しよう。市東さんの農地裁判を闘い、3・27全国集会に空前の大結集を闘いとろう。

2011年1月9日

三里塚芝山連合空港反対同盟

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