政治集会で5万人署名訴え

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p150802_1.jpg 8月2日、都内で開かれた革共同政治集会に参加し、連帯のあいさつで、取り組みを開始した最高裁・緊急5万人署名の取り組みと賛同への協力を呼びかけました。

萩原富夫さん

p150802_2.jpg さる6月12日、東京高裁での市東さんの農地裁判の控訴審、東京高裁での判決がありました。千葉地裁の判決を言葉を換えてなぞったような判決でした。私たちはこの判決を粉砕するために、最高裁に上告し、そこで何としても勝利する決意です。
 このかん、3年くらい前から、3万人署名という形で署名運動を軸にしながら労働者市民に訴えて、市東さんの闘いを支援する運動を進めてきました。そして東京高裁に対して2万8千を超える署名をたたきつけたわけです。東京高裁・小林裁判長はその怒りの声のふくらみに震え上がって、6月5日、「1週間後に判決をおこなう」と弁護士に通知してきました。この事態を見ても、東京高裁はやはり人民の怒りに恐怖し、闘いを封じ込めて一気に判決をおろしてしまおうと、そういうもくろみだったといえると思います。
 これからますます勝利に向けて運動を進めていく決意です。そのために最高裁に対する緊急5万人署名運動を呼びかけ、皆さんにお願いしたいと思います。この署名運動は、ただ署名を集めるだけでなくて、署名運動に賛同する賛同者を、労働組合や個人、市民団体、全国の広範な人びとに対して募ります。市東さんの農地闘争を支持し闘いを支える、市東さんを応援する、そういうことを公然と表明し、5万人署名運動を同時に推進してもらう。そういう中で市東農地闘争に勝利する陣形を構築していく決意であります。


 ぜひ皆さんの力をお借りして、全国の、まだ三里塚に協力をいただいていないところにも署名運動を進めていく、組合、組織、市民団体が名前をあげて、市東さんと共に闘う、市東さんを支援する、応援する、そういうことをみんなで表明しながら、最高裁にたいして、怒りをぶつけていきたいと思います。ここで絶対に勝利しなければならない、そういう決意で、全ての皆さんがこの賛同署名運動に取り組んで下さるよう、お願いしたいと思います。
 市東さん本人にとっては、本当に農地を取られるかどうか、農民としての生き死にがかかった闘いです。皆さんの取り組みに一切がかかっています。第3滑走路を粉砕する上でも、今後の三里塚闘争の帰趨を決する上でも重要な闘いです。最高裁でいつ判決がおりるかわかりませんので、大変緊迫しております。戦争法案阻止の闘いのさなかで、多くの方にこの署名運動への協力を訴えて、三里塚へと力を集めてほしいと思います。皆さん、ぜひよろしくお願いいたします。がんばりましょう。

市東孝雄さん
p150802_3.jpg 1審の千葉地裁、それと東京高裁、この不当判決は絶対に許すことができません。今度は最高裁に行きますが、まず何よりも署名ですね、5万というのは、この短い期間では容易ではありませんが、気迫のある署名をどんどん集めて、最高裁にぶつけていく、そういう意気込みを持ち続けたいと思います。
 何よりも今、あそこで農業をやっていく、畑を耕すことが私の闘いです。ひとりじゃ何もできません。ですから、いろんな意味で皆さんの力が今、必要なときです。最高裁が簡単には判決を出せないような、そういう熱い闘いをこれからも三里塚で皆さんとともに闘っていきたいと思います。どうかひとつ、よろしくお願いいたします。

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