記者会見で闘いの方針を表明

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p161027_8.jpg-記者の質問に答えて(萩原富夫さん)

(「今後どのような運動を?」の質問に)運動ということでは、すでに方針として出していますように、耕作権裁判、それからやぐら裁判等々あります。それを全力で闘うということです。
 それから、空港機能強化の攻撃である第3滑走路や24時間化の問題、それによる騒音の問題ですね。そういう問題の対象になっている住民の人たちの怒りと結びついて反対同盟もともに闘う、そういう運動を展開していきたいと思っています。

 市東さんの今回の農地法裁判の決定に対して、もっと運動の盛り上がりをつくっていく。空港会社のこういう強引な農地取り上げ、市東さんを追い出すような、生活と営農を行えないところにむりやり押し込み、追いつめる、こうした人権を無視したやり方について、もっともっと訴えていきたい。やっぱり騒音下住民の人たちの怒りと結びつく問題です。こうして闘い全体を強化していきたい。
 そして、先ほど葉山先生も言われたように、「やっぱり強制収用は難しい」という力関係に持っていきたいと思います。
 なんと言っても、農民がここで営農しているのに、それをむりやり農地を7反歩も取り上げるなんて、そんなことは絶対許されない! そういうことがまずあります。農民としては絶対許せないし、僕自身、本当にはらわた煮えくりかえっています。本当にもう、からだを張って闘いたいと思っています。
 こうしたことを今後、全国の皆さんにも訴えていく。
 さらにもう一方で、沖縄での辺野古や高江に対する国家権力のやり方を見ても、同じ問題だと思います。私たちは沖縄の人たちと、一貫して連帯を築き上げてきました。私たちの問題、市東さんの問題は、沖縄の皆さんの問題、沖縄の皆さんの闘いとひとつのものだと思っています。だから、我々は一歩も引かずに沖縄の人たちとも連帯した闘いを展開していきたいと考えています。

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