強制執行停止へ緊急カンパのご協力を!

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 全国の皆さん。
 市東さんの農地取り上げ強制執行をめぐり、2月14日に千葉地裁で行われた審尋(しんじん)で、強制執行の停止を勝ち取りました。停止期間は請求異議裁判(後述)の第一審が終わるまでですが、ひとまずの勝利です。
 しかしながら、執行を停止させるためには、7日以内(2月21日まで)に200万円の保証金を積むことが条件とされています。必ず執行を停止させ、3月2日に第1回の弁論を迎える請求異議裁判を全力で闘いぬくために、緊急のカンパを訴えます。急を要しますので、まずはブログ上で呼びかけます。

 執行停止のために市東さんとNAAの双方から意見を聞く審尋(非公開)に臨むと、裁判長が代わっていました。請求異議裁判を闘う民事第5部の裁判長が、請求異議と審尋を認めた鹿子木康(かのこぎやすし)裁判官から、にわかに髙瀬順久(たかせよしひさ)裁判官に交代したのです。あからさまな国策人事です。
 審尋の場で弁護団は、「執行を止めたとしても空港会社に損害は生じないから保証金は不要だ」と主張しました。そして損害が生じるなら具体的に挙げるように空港会社の代理人を追及しましたが、空港会社の代理人はなにひとつ答えることができませんでした。にもかかわらず、高瀬裁判長は助け舟を出し、200万円という根拠のない高額な保証金を提示してきたのです。

 こんなやり方に負けるわけにはいきません。3月2日に始まる請求異議裁判も予断を許しません。ひとつひとつの攻防が文字通り力勝負です。執行停止を確定し、請求異議裁判の早期結審を許さず、大きな反撃の闘いとするために、ぜひともご協力をよろしくお願いいたします。(写真は千葉市葭川公園から千葉地裁に向けたデモ行進)

【カンパの振込先】 
 郵便振替口座 00130-0-562987 三里塚芝山連合空港反対同盟

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