北原事務局長の葬儀には、遠く韓国から民主労総ソウル本部指導委員のイジェヨンさんが参列してくれました。
さらに連帯の熱い思いと哀悼の意がこもった弔辞をいただきました。弔辞は告別式の中で弔電に続いて紹介されました。
以下、紹介致します
韓国・民主労総からの弔辞
故北原鉱治事務局長同志のご冥福を祈ります
三里塚空港建設反対闘争は終わってもいないのに...
三里塚には平和がまだ来ていないのに...
北原鉱治事務局長同志の 長い50年の歳月の中に埋まっている汗が、涙が、血が流れ、流れこんでいるのに、三里塚の農民たちの胸に青いあざが出来ているのに
この地の同志たちから離れることができるのでしょうか?
安らかに二つの目を閉じることができるのでしょうか?
生前に多くの人の中で 今でも終わってない空港建設反対闘争を胸に抱いて、この世を去られたのではないでしょうか.........
50年の闘争の歳月の中で 民主労総ソウル本部と交流をもちはじめて、三里塚空港反対同盟の 新しい熱意と国際連帯で一つの同志として団結し、帝国主義戦争反対、民営化反対、解雇労働者原職復職などの闘争要求で 国際連帯の土台をいっそう堅固にして下さる役割をされた、北原鉱治事務局長同志の力がとても大きかったのです。
民主労総ソウル本部は毎年11月、三里塚空港反対同盟の同志たちと共に語り合い、闘争の歴史を学びながら、一つになることに何の気兼ねもありませんでした。これもまた、北原鉱治事務局長同志の役割と支援の力でした。
共に歩んだ国際連帯の心は永遠であり、北原鉱治事務局長同志の念願を引き継ぎ、空港建設反対闘争は平和の心で蘇る時まで連帯の絆は続くでしょう。
一生闘争に生きてこられた北原鉱治事務局長
安らかに目を閉じて永眠されることを、民主労総ソウル本部16万組合員は心から祈ります。
2017年8月19日
民主労総ソウル本部指導委員 イジェヨン 拝