3月4日(月)に予定されていた新やぐら裁判は、期日取り消しにより、この日の弁論はなくなりました。
裁判の中で出していた文書提出命令の申し立てについて、内田博久裁判長はこれを却下しました。弁護団はただちに抗告手続きを行い、理由書を提出しました。
この理由書を受けて一件書類が高裁に送られることにより、裁判の手続きはストップすることになります。しかし、いつ送るかについては規定がなく裁判所が決めるため、送付を先送りして開廷を強行し、裁判を進めてしまうこともあり得ました。
弁護団は、期日取り消しを求めて申入書を提出しました。そして審理中断(期日取り消し)が決定した次第です。
3月4日の法廷はありませんので、傍聴を予定されていた方はお間違いのないようにお願い致します。その後のスケジュールはあらためてお知らせ致します。
3・31全国集会へカラービラを作成
3月31日に開催する全国総決起集会まで、あとひと月となりました。集会への結集を呼びかけるべく、カラービラを作成しました。
3・31全国集会は、何より千葉地裁高瀬順久裁判長の不当判決で新たな段階に突入した農地取り上げ強制執行阻止の決戦に向けた総決起集会です。そして、A滑走路の夜間飛行時間延長など住民無視をあらわにする空港機能強化を粉砕し、改憲への策動を強める安倍政権打倒へともに闘うことを呼びかける集会です。
ぜひお集まり下さい。
市東さんのあいさつ(耕作権裁判報告会)
耕作権裁判決起集会
高裁段階での強制執行停止が決定
2月1日、東京高裁で執行停止をめぐる審尋が行われましたが、東京高裁第4民事部は2月13日、市東さんの弁護団の申立てを認め、裁判が終わるまでの執行停止を決定しました。
しかし、今度は新たに100万円の担保金を条件としてきたのです。昨年末に千葉地裁で認めさせた執行停止の担保金250万円とあわせて350万円です。
私たちは新年の旗開きで、新たな段階に突入した農地取り上げ強制執行阻止を闘いぬくために「400万円カンパ運動」を提起しましたが、この取り組みが急務となりました。「何があろうとも、私は天神峰の地で生きていく」(旗開き)という市東さんの揺るぎない決意に応えるべく、あらためてカンパへのご協力を訴えます。よろしくお願い致します。