12月17日、東京高裁第4民事部で行われた請求異議裁判控訴審の判決で、菅野雅之裁判長は控訴棄却・執行停止取り消しの反動判決を下しました。絶対に許すことはできません。
菅野裁判長は、「二度と強制的手段は用いない」と空港会社が社会的に公約したことや、成田空港の破たん的現状を事実として認めながら、法的には農地取り上げの強制執行を縛るものではないといいなして、一審・高瀬判決の破たんを補強し、成田空港会社の意向に忖度して判決を行ったのです。
全国から150名の皆さんが駆けつけ、正午からの東京高裁包囲デモ、午後2時からの判決傍聴、そして不当判決弾劾のシュプレヒコール、報告会と意気高く闘いぬきました。
午後4時からは、市東さん、萩原さんと顧問弁護団が記者会見を行い、あらためて菅野判決を弾劾し、闘う決意を明らかにしました。
市東さんと弁護団は、直ちに最高裁に上告し、あらためて執行停止の申し立てを行いました。執行停止の結論は明日以降になります。
これから新たな闘いが始まります。情報や方針など随時ブログ、ツイッターでお伝えしますので、注視していただきますようお願いいたします。