４月１日、決戦本部は、市東さんの農地への強制執行に対する実力阻止態勢に入りました。皆さんのカンパや署名の力で勝ちとってきた強制執行停止が３月３１日で切れるためです。
これにあわせて発した決戦本部ニュース第１７号を掲載しますのでご覧下さい。
（以下に本文）
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全国の闘う仲間の皆さん！
私たち反対同盟は現地支援共闘と共に、４月１日より市東さんの農地への強制執行に対する実力阻止態勢に入りました。
私たちは請求異議裁判において、空港会社（ＮＡＡ）の強制執行の理不尽性を渾身の弁論と証言で明白にしてまいりました。にもかかわらず、千葉地裁・東京高裁はまともな審議すらせずに、空港ありきの一方的な不当判決を強行しました。
そして、これから最高裁での闘いになりますが、皆さんのカンパや署名の力によって勝ち取ってきた強制執行の停止が３月31日に切れました。したがって、裁判は係争中ですが、強制執行が許可されているという全く不当な状況になりました。
ＮＡＡは、これまで大木よねさん、岩山鉄塔、天神峰現闘本部に対して、裁判所、警察と共謀して夜襲、破壊を繰り返し、空港建設を強行してきたのです。私達は、市東さんの農地への卑劣、卑怯な国家暴力を許すわけにはいきません。
市東さんは「実力阻止態勢をつくろう」と先頭に立ち、東峰部落や成田空港の機能強化に反対する周辺住民が強制執行反対の声をあげています。３・28芝山デモは大成功しました。
コロナ禍は、右肩上がりを前提とした観光立国政策の化けの皮を剥がし、「経済成長（空港建設）をやれば豊かになる』というペテンを暴き出しました。しかし、それでもなおＮＡＡは自然と農地と地域を破壊し、第３滑走路建設・機能強化やめようとしません。この空港に群がる利権こそが収奪、搾取、破壊の悪の元凶であり、三里塚闘争の中にこそ、民衆の未来があることを示しています。
周辺住民、全国の仲間の皆さん！ 今こそ、空港建設反対に立ち上がりましよう。我らが未来をかけて、市東さんの農地を守る闘いに、強制執行実力阻止のスクラムに参加しませんか。国家暴力と闘う人士は三里塚に結集しよう！
いざ！三里塚―天神峰へ！
