9月16日午後3時から、芝山町役場南庁舎の研修室で、芝山町による集会会場貸出拒否問題をめぐる行政不服審査請求の口頭意見陳述が行われました。
今回の口頭意見陳述は、人数を絞って傍聴が認められていました。しかし芝山町は、私たちが芝山町内にビラまき宣伝したことに対して「不特定多数の傍聴希望者が参集して審理の妨げになる」と言いなし、突如傍聴の禁止を通告してきました。
そのためこの日は、意見陳述がはじまる前に「傍聴禁止はおかしい」と会場入り口で担当者を追及。特に萩原富夫さんは、反対同盟の代表として、集会貸し出し拒否の当該として傍聴を迫りましたが、担当者から判断を求められた審理員はかたくなにこれを認めませんでした(1枚目の写真)。
傍聴を認めない不当な形態でしたが、口頭意見陳述では伊藤信晴さん、太郎良陽一さんが2時間近くにわたって貸し出し拒否の不当性を堂々と訴えました。
何より憲法違反の言論・集会弾圧であるということです。また熱田派反対同盟と私たちを同一視して、彼らのやった行為を理由に「器物損壊の恐れがあるから貸さない」という悪質で卑劣なやり口を徹底弾劾しました。
陳述を終えて伊藤さんと太郎良さんが庁舎前で中の様子を報告。芝山町から意見陳述の取材が認められなかったマスコミの記者に対しても、経過も含めた説明を行いました。