-旗開きで決戦本部からアピール
1月9日に行われた団結旗開きでは、発言の最後に決戦本部に集う仲間が並び立ち、決戦本部ニュースを読み上げてアピールを行いました。
発せられた決戦本部ニュース第20号を掲載します。
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※テキストは以下に
「農地死守・実力闘争」で闘おう!
強制執行実力阻止!
昨年の4月1日以降、空港会社は法的に市東さん農地を強制執行によって強奪することが可能となりました。私たちは、「強制執行実力阻止態勢」として市東さん農地を断固として守り抜くために闘っています。 深夜から早朝における国家権力と空港会社の動向を監視する活動に取り組み、市東さん農地を防衛する態勢をとっています。
私たちは、2022年も国家権力と空港会社に対して「強制執行実力阻止態勢」を堅持し闘っていきます。
不当判決を許さない!
空港会社は耕作者である市東さんに隠したまま底地を買収し、そのことをもって市東さんに農地を明け渡せと要求しています。成田空港の完成のために、まさに詐欺的手法をもって農地を取り上げ、農民を叩き出そうという卑劣な行為が許されるはずはありません。
私たちは、到底常識では考えられない空港会社の主張を全面的に受け入れ、反対同盟と市東さんの主張に真っ向から敵対する判決を出した裁判所を許すことはできません。国家権力と空港会社、そして裁判所一体となった農地強奪に対しては、断固として闘っていきます。
成田空港はいらない
コロナ感染の影響で成田空港の需要が著しく低下しています。それは成田空港の存在を根底から揺るがしています。
しかしながら、そのような状況でも成田空港会社は空港の機能を強化すれば空港需要が上がると主張しています。それは根拠のない「希望」の話でしかない。 コロナ感染は右肩上がり経済の限界をあぶりだしました。
地球温暖化の危機的状況下、全世界でCO2削減が叫ばれています。世界では二酸化炭素排出を避けるため、あえて飛行機を使わない旅行を選択する多くの人々がいます。
成田空港の機能強化は白紙撤回あるのみです。
成田空港は廃港にすべきです。
芝山文化センター貸出拒否弾劾!
昨年、反対同盟が空港機能強化に反対する集会を芝山文化センターで開催しようとしたところ、当時の町長相川勝重の判断で貸し出し拒否されました。
これはあきらかに空港機能強化反対という主張に対する相川前町長の政治的判断です。
反対同盟は憲法で保障されている思想・表現の自由を守るためにも、芝山文化センター貸し出し拒否と闘ってきました。
12月6日に貸し出し拒否をめぐる審理員の意見書が出されました。そこでは、芝山町の対応は不当であり、会場貸し出し拒否を撤回するよう意見が出されました。私たちの闘いの正当性が明らかになりました。
私たちはこの勝利をさらに推し進めて、空港周辺住民とともに空港機能強化反対を闘っていきます。
反戦の砦三里塚から改憲反対を闘おう!
先の衆議院選挙で、改憲派議員が3分の2を超える事態になりました。改憲を許すのか否かが掛け値なしに問われる時代に突入しました。
私たちは、全国の戦争反対を闘う人々が結集する「反戦の砦」としての三里塚から、改憲阻止を闘います。市東さんの農地を守る闘い、空港機能強化反対の闘いと一体のものとして戦争反対! 改憲阻止!を闘おう!
天神峰現地に集まろう!
決戦本部は天神峰カフェや各種集会をもって、多くの人々が天神峰現地に結集することをよびかけます。
そして私たちは多くの人々が決戦本部に集まり、論議し、共に闘いをつくりあげていくことを訴えます。 全国の労働者、学生、市民、住民の力で市東さんの農地を守り抜いていこう!
本2022年、決戦本部は「農地死守·実力闘争」の最先頭で闘っていきます!