先日の台風15号の強風では、旧小見川県道沿いに設置していた看板も破損しましたが、本日修復作業を行いました。
台風で破損した看板を修復
強制執行阻止の意気高く控訴審闘う
9月24日、東京高裁第4民事部(菅野雅之裁判長)で請求異議裁判控訴審の第1回が102号法廷(大法廷)で行われました。
裁判に先立ち、日比谷公園霞門を出発して東京高裁を包囲するデモ行進を行い、「菅野裁判長は農地を奪うな! 執行を許可するな!」の声を霞が関に響かせました。
午後1時からは、これまでに集めた1336通の要望書を裁判所に提出する行動に決起し、「農地取り上げは許さない」という全国の声を裁判所にぶつけました。
午後2時30分から始まった弁論では、最初に市東孝雄さんが意見陳述を行い、空港会社の不当な農地取り上げをあらためて徹底批判しました。続いて弁護団が223ページに及ぶ控訴理由書の要旨を交代で述べ、1審高瀬判決を誤りを詳細にかつ新たな批判点も加えて暴きました。
次回は弁護団が追加の弁論を展開し、空港会社の答弁書を徹底批判します。控訴審の攻防の行方を決めていく重要な法廷になります。次回は来年1月16日(木)午後2時からです。ぜひお集まり下さい。
8000人の怒りとともに
9月16日、代々木公園で開催された「さようなら原発9・16全国集会」に現地からも太郎良陽一さんと支援連の仲間で参加しました。集会には8000人が集まり、「福島は何も終わっていない。オリンピックですべてが終わったことにされようとしている」という福島の女性のメッセージや東電刑事告訴裁判の報告など、おさまることのない原発への怒りや安倍政権が次々と表明されました。「原発はいらない」の声を高らかに上げるものでした。
集会前に参加者に対して10・13全国集会のカラービラを配布し、市東さんの請求異議裁判控訴審に向けた要望書の協力を呼びかけました。太郎良さんは会場内の各ブースも訪問し、挨拶してまわりました。この日集めた要望書は109枚。ビラは約1000枚を配布した。
台風被害を乗り越えて周辺一斉行動。地域住民のもとへ
9月15日、周辺一斉行動を行いました。
台風被害で、まだ電気や水が止まっていたり、建物の修復や畑の手当て追われる中ですが、継続してきた活動を続けていこうと市東さん宅離れに集まりました。
今回は台風被害で反対同盟ニュースを作成することができず、10・13全国集会のカラービラを配布して住民のもとへ訪れました。「防音工事がしてあっても停電でクーラーが使えず窓を開けるしかなかったのに、飛行機は飛び続けたうるさかった」など、台風に関わる話がたくさん寄せられました。
一斉行動とともに、この日は天神峰カフェをオープン。折れた木々の片付けなども手伝ってもらいました。
デタラメな空港建設を徹底追及-第3誘導路裁判
9月6日10時30分から、千葉地裁民事第3部(内野俊夫裁判長)で第3誘導路裁判の弁論が行われました。
この裁判は「第3誘導路裁判」という通称を用いますが、成田空港B滑走路の3本目の誘導路建設を許可した国交省決定の取り消しと、B滑走路の使用禁止、飛行差し止めを求めて反対同盟が国と成田空港会社(NAA)を訴えた裁判です。
A滑走路の運用時間延長断固反対!
8月28日、横芝光町に反対同盟ニュース第71号と9・24請求異議裁判控訴審のカラービラを配布する情宣活動を行いました。8月25日の拡大周辺一斉行動は、主に空港北側の地域での情宣活動でしたが、A滑走路の運用時間夜間延長問題は当然にも空港南側の芝山町や横芝光町にも大きく関わる問題です。
睡眠を奪う夜間騒音の強制に怒りの声を上げましょう。
一斉行動&カフェで天神峰に活気あふれる
8月25日、現地外からの参加も呼びかけた拡大周辺一斉行動と天神峰カフェをあわせて行いました。
10月からA滑走路運用時間の深夜延長がもくろまれる中、今回の周辺一斉行動はA滑走路南北の騒音直下を対象にして「運用時間延長反対」を掲げた情宣活動を行いました。反対同盟ニュースと9・24請求異議裁判控訴審を知らせるビラを各戸に配布し、同時に宣伝カーでの情宣もあわせて行いました。
また、天神峰カフェは、周辺の芝山町や横芝光町の住民の方や動労千葉からの参加もあって、にぎやかな交流の場となりました。
(写真は一斉行動の出発前。このあとカフェに訪れた人も含め、この日は50人ほどの行動&集まりになりました)