●反対同盟と顧問弁護団が勉強会

――秋の連続する裁判闘争にむけて


6月24日の市東さん行政訴訟後の報告会に臨む弁護団(中央は市東さん)
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■8月2日午後2時から、敷地内天神峰の市東孝雄さん宅離れで、反対同盟と顧問弁護団の勉強会が開かれました。反対同盟は北原鉱治事務局長をはじめ萩原進事務局次長、市東孝雄さん、鈴木謙太郎さん、萩原富夫さん、伊藤信晴さん、太郎良陽一さん。弁護団は葉山岳夫、一瀬敬一郎、遠藤憲一、浅野史生、長谷川直彦の各弁護士。

■勉強会では、それぞれの弁護士が担当を決めて、現在闘われている三里塚裁判の経緯・現状と課題の報告が行われました。天神峰現闘本部裁判、市東さんの農地強奪阻止裁判(行政訴訟)、同耕作権裁判、鈴木幸司夫妻の一坪共有地強奪阻止裁判、暫定滑走路認可取消訴訟控訴審、成田空港二期工事差止訴訟の上告審です。さらに、裁判員制度に象徴される司法改悪攻撃との闘いも報告されました。
■8月末から9月いっぱい、三里塚裁判が連続すると同時に重大局面を迎えます。8月28日(木)に鈴木さん一坪裁判、9月1日(月)市東さんの耕作権裁判、9月10日(水)暫定滑走路認可取消控訴審、9月25日(木)天神峰現闘本部裁判、9月30日(火)市東さん行政訴訟と5つの弁論が連続します。
■そのどれもが、裁判としての重大段階を迎えます。弁護団の各弁護士は、それぞれの課題について、つっこんだ内容の報告を準備してくれ、内容の濃い勉強会となりました。反対同盟各氏は、「これだけ裁判闘争が連続しているのは、収用法が使えなくなった国土交通省・空港会社側の焦りのあらわれ。われわれが勝利している証(あかし)だ」という思いで、勉強会の重要性を確認し、参加しました。
■2時から5時までみっちり勉強した後は懇親会、さらにカラオケ。こうして秋の裁判闘争にむけた準備を整えました。

  

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