危険な工事・運用をただちに止めよ!

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 今日の午後、成田空港のB滑走路上で、エア・カナダ機が建設中の誘導路に誤進入し、立ち往生して5時間以上動けなくなる事故がありました。「乗客・乗員に怪我はなかった」と事なきを得たように報じられていますが、とんでもありません。成田空港建設のデタラメさを如実に物語るものです。
 エア・カナダ機が立ち往生したのは1枚目(午後8時頃の画像)と2枚目の写真からわかるように、市東さんの家や畑の目の前です。建設中の誘導路は、完成したとしても市東さん宅の目の前につながるだけ。何の使いようもありません。使えるとすれば、市東さんを追い出して更地にし、誘導路をさらに延ばしたときだけです。つまりは、そういう脅し以外の何物でもないということです。
 今回は、誘導路の全部が舗装されていなかったため、立ち往生せざるを得ませんでしたが、これが全部舗装された上で誤進入したらどうなるのか。考えただけでも怒りに耐えません。「1本の滑走路に3本の誘導路」というだけでも、他に例を見ないつぎはぎだらけの滑走路です。空港会社は危険きわまりない工事と滑走路の運用を直ちに止めよ!。

(写真は『週刊三里塚』特派員より協力を得ました)

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