千葉地裁は不当な手荷物検査を止めよ!

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p180802.jpg.JPG 千葉地裁は、今年の2月から入庁時の所持品検査を強要しています。「バッグを開けて中を見せろ」という、本来なら礼状をもってなされるべきものを、無礼状で、時には警察官を導入して行うという有り様で、とんでもない人権侵害であり傍聴妨害です。
 特に、明日弁論が行われる第3誘導路裁判の前回弁論時は許しがたいものでした。
 千葉地裁はこの日、入庁者に対する不当な手荷物検査を一段とエスカレートさせたのです。早朝から裁判所の職員が総出でロビーに陣取り、「バッグを開けて中を見せろ」としつこく求め、金属探知ゲートを通ることを強要しました。さらに、裁判所内に待機していた千葉県警の刑事が10人以上が、この不当な人権侵害に抗議する人々をカメラ、ビデオで撮影し始めたのです。一人が「構外退去」を命じられました。裁判所と警察が一体となった不当極まる人権侵害と弾圧です。
 その後もエスカレートした不当検査に対して、顧問弁護団は5月21日付で千葉地裁に申入書を突きつけ、断固とした抗議を行いました。
 検査強要を続けることで、なし崩しに人権侵害を当たり前のようにすることを許してはなりません。抗議の声を広げ、上げ続けて検査強要を中止させましょう。
 明日の第3誘導路裁判にお集まりください。

 顧問弁護団の申入書はこちらです。

【第3誘導路裁判】
 8月3日 午前10時30分 開廷
 千葉地裁601号法廷

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