「毒物ダイオキシンを全量撤去せよ!」
11月15日、三里塚芝山連合空港反対同盟と三里塚闘争支援連絡会議は、成田市役所前と成田駅頭で、成田クリーンパーク(一般廃棄物処分場)の空港用地への違法転用問題を訴えるビラまきをおこないました。朝7時45分より約1時間、反対同盟宣伝カーでアピールしながら、通行する市民、成田市役所職員にたいして700枚のビラを配布しました。
去る10月23日、反対同盟は成田市長に宛てて、成田クリーンパークの閉鎖に関して詳細検討業務を委託した外部専門コンサルタントの調査結果の公表と処分場の全量撤去を求める公開質問状(6回目)を提出しました。しかし11月1日の回答では、「まだ調査・検討中であり、専門コンサルタントの調査結果はまだ市に到着していない。このこと以外について現状では回答できない」という極めて不誠実な回答でした。
この日のビラまきは、こうした市の対応に対する反対同盟の決起です。宣伝カーからも、「毒物ダイオキシンが流れ出したら、もう遅い、埋めたら元に戻せない!毒物ダイオキシンを全量撤去せよ!」と声高に訴えました。
ビラを受け取った市民からも「俺の家の脇に暫定滑走路の北延伸がおこなわれる。ジャンボが飛ばれたらたまらない。」「私は元御料牧場の職員。空港でリストラされちゃった。久しぶりに成田にきたけど、まだ反対しているのですか。ぜひがんばってください。」など様々な反応がありました。
成田市は調査報告を市民に開示すべきです。
そして有毒物の「全量撤去」を約束すべきです。