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現闘本部裁判に結集を

  • Posted by: doumei
  • 2011年2月 2日 21:05

p110202.jpg きたる2月4日午前11時から天神峰現闘本部裁判第3回控訴審が開かれます。
 これに先立ち、9時45分から日比谷公園霞門よりデモ行進をおこないます。皆さん、ぜひ結集してください。「東京高裁・井上繁規裁判長は審理を打ち切ることなく、最重要証人の尋問を認めよ」という力強い声を霞ヶ関に響かせましょう。

 1審千葉地裁でおこなわれた裁判は、およそ裁判とはいえないものです。
 「への字」誘導路をまっすぐにするために、現闘本部の建物を撤去させようとするこの裁判の最大の争点は地上権です。反対同盟は、旧地主の故・石橋政次氏(当時反対同盟副委員長)との間で地上権を設定し、建物を建設しました。石橋氏は後に条件交渉に応じて所有地を売り渡しますが、本部建物の土地は分筆して反対同盟に残し、「どのように使用しようと構わない」という念書も残したのです。
 ところが裁判で窮地に立つ原告・空港会社は、底地を売った長男の妻と虚偽の陳述書を作り、性犯罪でもないのに異例のビデオ・リンクで証人調べをする暴挙で、事実を180度ねじ曲げました。当然の抗議に対して千葉地裁は反対尋問を認めないまま結審。建物の撤去を認める不当判決を下ろしました。

 1審はまったく審理を尽くしていません。反対尋問を認めない法廷は裁判とはいえません。控訴審では偽証を覆すための新たな証人も申請しました。東京高裁第15民事部の井上繁規裁判長は、その著書の中で「1審の審理や尋問が不十分な場合には、再度の取り調べが必要」と書いています。ならば、最重要証人の反対尋問を認めるべきです。

 空港会社は「仮執行宣言」つきの建物撤去判決を求め、強制撤去を策動しています。高裁においては、裁判が4回目に突入することはほんのわずかというほど、拙速化が進んでいます。今回は、「事実調べなき審理打ち切りは絶対に許さない!」という重要な裁判です。同日、第3誘導路建設工事の本格化を弾劾し道路切り替え阻止を闘う緊急現地闘争を闘います。空港会社の策動を粉砕すべく、万難を排して裁判への結集をぜひお願いいたします。

(写真は1月21日東京高裁前での街宣) 

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