〔第30話〕農民は黙っていない(投稿)

 ♪津軽〜平野に〜ぃい雪降〜る頃はょーぉ…♪♪(吉幾三の津軽平野)
 夕方、農作業が終わって帰る途中バイクに乗りながら、良く歌って帰ってきます。青森の農民が出稼ぎから帰ってくるのを家族が心待ちにしている歌です。日本の300万農家のうち、専業農家は15%ほど。残り85%、255万は兼業農家です。そのほとんどは季節工や日雇い、土方、もしくは平日は会社勤めで休日に農業をする、土日農家です。いずれにせよ厳しい労働条件になります。
 しかし、彼らがその厳しさを跳ねのけていけるのは、農民としての誇りであり、希望があるからだと思います。今、労働者が置かれている厳しさは、すでに農民であり労働者でもある彼らにも、おなじ痛みとして感じているはずです。
 反対同盟が求める労農連帯は、すでにもっとも身近な所にあるのではないかと思っています。
 しかし今、資本家と国は自分達が生き延びるためだけに、300万農民の首を切り落とそうとしています、絶対に許せません。今後もこの問題について述べていきたいと思います。(N)

  

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