●ダイオキシン埋めたままの覆土を許すな

――クリーンパークの覆土工事を強行

クリーンパークで行われている覆土工事
クリーンパークで行われている覆土工事(6月29日撮影)
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■成田市の一般廃棄物意処分場(成田クリーパーク)で、覆土(ふくど=埋め立てたゴミに土をかぶせただけで閉鎖すること)工事が5月から行われていたことが判明しました。
■覆土のための土は外部から持ち込むのではなく、場内の盛り土を掘り崩して行われていたため、外部からは判明しにくかったのです。(写真)
■仮に覆土が終わったとしても毒物流出の危険はつづくわけですから、成田市と空港会社への追及の闘いを強めなければなりません。
■そもそも毒(ダイオキシン)をそのままにして埋め立てることは許されません。反対同盟の8回にわたった公開質問状と回答のやりとりで問題点はますます深刻になっています。市は回答を居直ったままです。
■とくに小泉市長に変わってからの態度はひどいものです。「地下水の調査を行うのになぜ(地下水の流れの)下流でなく、上流の地点を選んだのか」という点に何も答えていません。クリーンパークより上流の地点の地下水を採取しても、汚染してるかどうかのチェックに何の意味もないことは子どもでも分かることです。
■さらに、「毒物流出に備えた万全の対策」と称して、浄化壁を造るとしているものの、一番安全と市が認める「全周の建設(ぐるりと360度取り囲む浄化壁の設置)」方式をなぜとらないのか、についても何も答えていません。
■他にもいくつもの、市がほうかむりしたままの質問事項があります。反対同盟は、これらの点についてさらに追及をつづけ、クリーンパーク毒物の全量撤去にむけて闘います。暫定滑走路北延伸強行と一体の環境破壊を絶対に許しません。

  

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