●市東さんの農地取り上げを許すな!
10・7三里塚に集まってください

――反対同盟、10・7向けのビラを発行

6・16現地闘争
写真は6・16現地闘争


 国土交通省・成田空港会社は市東孝雄さんの農地を奪うため農地法を使った収用の攻撃を強めています。また自民党政府は、改憲と民営化、戦争の攻撃に出てきています。10・7全国集会は市東さんの畑を労働者と農民の団結で守り、政府の改憲・民営化攻撃と対決する集会です。大勢の結集をお願いします。
 三里塚現地では2010年3月の暫定滑走路「北延伸」開業にむけた突貫工事が続けられています。この一環として、「へ」の字に曲がった誘導路を直線化しようと、市東さんの農地取り上げ、天神峰現闘本部を撤去させようという攻撃が行われています。
 その中で市東さんに対して、農地法による強制収用という、「法の破壊」というべき攻撃がかけられています。背景には自民党政府による農業の切り捨て政策があります。政府と財界はアジア・オセアニア諸国とFTA(自由貿易協定)を結ぶために、農産物輸入を自由化し、「農業のない国にする」と公言しています。そのために、農地法の廃止政策を始めました。教育基本法、地方自治法、労働法とならんで戦後民主主義の柱である農地法(農地改革の成果です)を廃止しようという動きは憲法改悪と一体です。
 これらは安倍内閣によってアジア・ゲートウェイ構想(ビラの裏面に解説)というアジア侵略政策にまとめられました。その中心が「航空政策の大転換」であり、そのための「成田空港の拡充」です。成田空港建設を阻止する三里塚は、自民党・財界の延命戦略と真正面で対決しているのです。
 10・7集会は自民党の農業破壊と対決して市東さんの畑を守り、改憲・民営化・戦争政治を阻止する集会です。結集をお願いします。
 

  

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