――鈴木幸司さんが動労千葉定期大会であいさつ
９月３０日、動労千葉第３６回定期大会が千葉市・ＤＣ会館で行なわれ、反対同盟から鈴木幸司さんが出席し、来賓のあいさつをおこないました。
大会のあいさつの中で、動労千葉の田中康宏委員長は、反対同盟や顧問弁護団、その他多数の来賓の出席に感謝の意を示し、大会でかちとるべき４つの課題として、�‘囲�千葉の組織拡大を実現すること、�■隠鰻醢�働者集会の１万人結集を実現し、改憲―戦争と民営化―労組破壊の大攻撃に立ち向かうこと、��１０４７名闘争（動労千葉９名）勝利に向け、全力を尽くすこと、�と森隋Ρ薪省欅惰�争のさらなる前進をかちとることなどを提起されました。
団結を固め、意気軒昂と闘い抜く動労千葉への連帯を込めて、来賓あいさつの冒頭に鈴木幸司さんが発言しました。以下は発言の要旨です。
三里塚は４０年以上闘っています。最初は３〜４年で何とか解決すると思っていたら、そうはいかなかった。闘いというものは大変難しいと感じました。
私も戦後シベリアに丸３年抑留されまして、冬の一番寒い時に重労働（いかだ流しやレンガ作り）を強制され、死ぬ思いをしました。なんとか生き残り、あの戦争は天皇にだまされたと怒りに転化させました。これが私の空港反対闘争の原点です。どんなに孤立しても、闘えば勝つという信念で闘ってきました。
今、安倍が打倒された。しかし、日本には安倍のような人間が一杯います。彼らを打倒しなければ我々の勝利はないと思います。今、労働者人民の中には、やろうと思ってもやりきれない人々が一杯います。また、農民の現実もそうです。三里塚では、３代も前から農業をやっている市東さんの耕作地を盗むような暴挙をやろうとしている。許せますか。怒っているのは三里塚だけではない。今の農政に対して、全国の農民は怒っています。農地法で農地を強奪するなど許せない。一緒になって闘います。
私たちは、空港反対だけを闘っているわけではありません。動労千葉との車の両輪の闘いを、これからもともに闘っていきます。
〒286-0111 （連絡先） 事務局長・北原鉱治 成田市三里塚115