●闘う労働者と共に日比谷野音へ

――農民を代表して反対同盟が発言
――全国の農民は大挙参加しよう


昨年の労働者総決起集会で満場の拍手に応える反対同盟(2006年11月5日)
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■11月4日、東京日比谷野外音楽堂で韓国、アメリカの労働者を招いた全国労働者総決起集会が開かれ、反対同盟も全力で参加します。参院選で示されたように反乱を開始した、闘う農民を代表して、三里塚からむしろ旗をもって行きます。今回初めて三里塚からの正式発言が予定されています。多数の労農学の参加を反対同盟からも呼びかけます。

■今、 農民が生きていけない現実と労働者が食えない社会の状況が、一体の関係にあることが、共通の認識になりつつあります。昨年6月に成立した「担い手新法」で政府は、一定規模以上の「認定農家」や集落営農(集団農業)だけに補助金を限定し、小規模農家への支援を打ち切る政策に切り替えました。この悪法は今年4月から実施されていますが、施策1年目にして、破たんすることが明らかになりました。米価の暴落で「集落営農」の主体自身が立ちゆかなくなっているのです。
■他方、青年労働者を中心とする「ワーキング・プア」、すなわち働いても食べていけない貧困化が急速広がっています。この現実に対して、非正規労働者・学生を中心とした決起も広がりつつあります。
■11・4集会は労働者と農民が団結して、〃人民の生き血〃を吸い尽くさなければ生きていけなくなったこの国の大資本とその利益を代弁する政府・権力に「ノー」を突きつける集会です。共に参加しましょう。

■本日、韓国民主労総の代表団が昨年につづいて三里塚を訪れ、反対同盟との交流会が行われます。公務員労働者、教育労働者、非正規労働者などの皆さんがおいでになるとのことです。熱い交流を実現したいと思います。


昨年行われた反対同盟と民主労総の交流会(2006年11月3日)

  

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