●民主労総と感動的な交流会再び


民主労総との交流会(11月2日)
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■11月2日、韓国民主労総の訪日団を迎えて、三里塚現地で、動労千葉の主催で、動労千葉・反対同盟と民主労総の交流会を行いました。

■民主労総からは5人の女性を含む14人。動労千葉からは田中康宏委員長を先頭に5人。反対同盟からは、北原鉱治事務局長をはじめ同盟員9人が参加しました。
■田中委員長の司会で交流会が始まりました。最初に北原事務局長があいさつ。「近くて遠い国と言われてきた日本と韓国だったが2度の交流で、近くて近い国になったことを確認できる」「日本と韓国の民衆の置かれた悲惨な状況は同じ。アジアの全人民が連帯して、世界を変えていこう」と格調高く語り、民主労総の仲間から大きな拍手で迎えられました。
■訪日団団長のチェ・ジョンジンさんが返礼のあいさつを行いました。「FTAなど新自由主義に反対する人びとはいっしょに闘わなければなりません。この場を契機として闘うみなさんの精神をわがものとして闘って行きたいと思います」と述べました。
■鈴木幸司さんの「大いに今まで以上にがんばりましょう」との音頭で乾杯。
■萩原進事務局次長は、三里塚闘争の歴史を縷々(るる)説明した後、「日本の労働者・農民も韓国の労働者・農民も置かれている状況はいっしょ。国境を越えた闘いを展開しましょう」と呼びかけました。
■この後、鈴木幸司さん、いとさん、謙太郎さん親子のあいさつ。市東さんの決意表明、萩原富夫さん、宮本麻子さんのあいさつが続き、民主労総、動労千葉からも一人ひとりの自己紹介が行われて、夜が更けるまで交流がつづきました。
■最後に田中委員長から「三里塚との連帯をかけたジェット燃料貨車輸送阻止闘争が動労千葉の闘いの原点です。あの闘いがあったからこそ、その後の国鉄分割・民営化との闘いもやりぬけました」「三里塚との労農連帯で学んだことは、労働者はゼニ金の問題だけで闘う存在じゃない。むしろそうでないときにこそ本当の力が発揮できるのです」としめくくりました。
■民主労総、動労千葉、反対同盟は、11・4労働者集会での再会を約束し、共に闘う決意をうち固めました。


北原事務局長のあいさつ

民主労総の皆さんへ反対同盟旗をあしらった檄布を贈呈

  

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