――団結旗開き発言集��
――３・３０集会の大結集を絶対に勝ち取ろう
萩原進事務局次長（発言ビデオはこちらから）
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■２００８年は文字通り決戦の年です。 年初来、飛行回数の１、５倍化や「完全空港化」といったキャンペーンが矢継ぎ早に行われています。しかし、私たちは１月１３日の団結旗開きで、これを敢然と打ち返す強固な連帯を、全国の闘う仲間と築きました。私たちの闘いを大きく広げて世の中を変えていく、展望と確信に満ちあふれた団結をうち固めることができました。
■旗開きに先立ち、午前中は各地から集まった１５０名の労働者、学生などの闘う仲間とともに新年デモに行いました。デモ出発点の開拓組合道路の目前には、新誘導路建設工事の様が広がっています。参加者一同、怒りと闘志をみなぎらせ、寒風を突いて意気高くデモをやり抜きました。
■デモの勢いそのままに開かれた旗開きは、０８年の闘いにかけた参加者の決意が会場に満ちあふれていました。冒頭のあいさつに立った北原事務局長は「三里塚闘争も足かけ４３年目を迎えたが
勝利するためにはもっと全国の人々に訴えなければならない。昨年も動労千葉の紹介で韓国の労働組合と国際連帯の輪ができた。反戦平和につながる連帯だ。０８年を勝利の年にしようを。皆さんと共に未来を作るために三里塚は闘う」と力強く述べました。
■事務局員の鈴木謙太郎さんが反対同盟の08年「闘争宣言」を読みあげたあと、農地取り上げの不法と闘う市東孝雄さんが闘う決意を表明。「０７年皆様のたくさんの力をいただいて、こちらからの千葉県知事を訴える裁判を起こし、反撃の足がかりをつくった。０８年ますます決意をもってたたかっていきたい。空港会社は開港30年などというキャンペーンを張っているが、焦りに焦ったでたらめなやりかたばかりだ。闘わなければ誰でも生きて行けない時代。皆さん一緒にいっしょに声をあげていこう」という訴えに、参加者全員が熱い拍手でこたえました。
■本部役員の鈴木幸司さんの音頭で乾杯したあと、多くの皆さんから決意あふれる連帯のあいさつをいただきました。先に紹介した動労千葉の田中康宏委員長、全関西実行委代表世話人の永井満さんの発言をはじめ、顧問弁護団の葉山岳夫さん、市東さんの農地取り上げに反対する会、都政を革新する会代表の長谷川英憲さん、婦人民主クラブ全国協議会代表の西村綾子さん、動労水戸委員長の石井真一さん、群馬県実行委の青柳晃玄さんと小池正男さん、地元の農民の方、福岡・築港日雇労働組合、全国反戦、デッチあげ無期攻撃と闘う星野文昭さんの連れ合い星野暁子さん三里塚木の根共闘、二期阻止全国共闘や学生、各共闘団体らから次々とあいさつが続き、部落解放同盟全国連合会からのアピールが読み上げられました。
■最後に萩原進事務局次長がまとめのあいさつ。「０７年はつぎはぎだらけの空港しか造れないところに政府・空港会社を追いつめた。羽田との競合の中で、完全空港化をキャンペーンしているが地域の住民たちも敵に回し、なによりも我々反対同盟の闘いを潰さなければできない。それのために市東さんの農地を奪い去り、誘導路を建設しようとしている」「我々は裁判に対して幻想を持っていない。裁判を通して、現地闘争を闘い抜く陣形をつくろう」「ＦＴＡやＥＰＡ反対の闘いは農民だけの問題ではなく全人民の課題だ。車を売るために国内の農業をつぶすトヨタを打倒するために、肩を組み合って労働運動と一緒に農民が闘っていこう」「若い労働者は資本と対決して、文字通り革命に向かった階級的労働運動を展開して頂きたい。その上で三里塚のやっているような大衆的な闘いも踏まえて、さらに強固に運動を拡大していこう」と訴えました。
■労働者も農民も闘わなければ生きていけない時代です。しかし、この世の中を動かしているのは資本家ではありません。私たちです。私たちがひとつになって闘えば、必ず世の中を変えることができます。
皆さん、動労千葉とともに闘いましょう。私たち空港反対同盟とともに闘いましょう。
〒286-0111 （連絡先） 事務局長・北原鉱治 成田市三里塚115