●FTA、EPA締結許すな

――労働者と農民の共同闘争で阻もう

■FTA(自由貿易協定)、EPA(経済連携協定)の交渉がくり返されています。両者とも2つの国が物やサービスにかける貿易関税をゼロにしようという協定です。FTAの方は物の関税撤廃を軸にするのに対して、EPAは投資やサービス、知的財産権の問題なども含む、とされます。

■しかしどちらにしても、「貿易自由化」によって、農産物市場の明け渡し=国内農業の撲滅をめざす協定であることに変わりはありません。労働者に対しても民営化・低賃金・労組破壊の攻撃となって襲い掛かってくる攻撃です。

■だから、韓国では民主労総が「FTA反対」を3大スローガンの一つにかかげ、韓国農民連盟と共闘しています。2月25日には、オーストラリアとのEPA第4回交渉が行われ、同日に行われた日韓首脳会談で、3年半中断していたEPA交渉の再開が合意されました。(写真)
■萩原進事務局次長は3月16日に東京でおこなわれた「イラク反戦5周年全世界一斉デモ」の集会で「EPA、FTA反対は農民の闘いであると同時に労働者自身の闘いでもある。共同して闘おう」と呼びかけました。
■労働者と農民を生きられなくするFTA、EPAを阻止しよう。

  

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