●3・30三里塚総決起集会に3000人の大結集をお願いします

■3・30三里塚全国総決起集会がせまってきました。今年は、2009年度内北延伸開業攻撃との決戦です。空港会社自身も開港30周年キャンペーンを開始しました。明日25日には、国際空港づくり推進会議の第3回会合が開かれ、「年回飛行回数の30万回化」の説明が国土交通省から各自治体に行なわれ、承認されようとしています。
■3・30総決起集会は、北延伸開業なるものまで2年を切った攻防の切迫情勢の中で闘われます。労働者、農民、学生、市民のみなさんの全力での参加をお願いします。

■主導権を反対同盟と三里塚闘争が握っていることは明らかです。何よりも土地収用法(事業認定)の失効(1989年12月。1993年6月申請取り下げ)が大きいのです。
■政府は今、EPA(経済連携協定)やFTA(自由貿易協定)などを通した東アジア経済共同体構想(アジア・ゲートウェイ構想)で、アジアをめぐる市場争闘戦の遅れを巻き返そうと必死になっていますが、そのために、最も遅れた分野である航空と農業の規制緩和・自由化にやっきとなっています。この戦略の前に真っこうから立ちはだかっているのが三里塚闘争なのです。
■北延伸計画それ自身も「完成しても短すぎる」(黒野匡彦・空港会社前社長)というのが現実です。それを解消するための「3500メートル化」なるものも、反対同盟が存在しているかぎり絶対に不可能です。
■北延伸、空港完成をめぐる攻防は、三里塚闘争がつぶされるのかどうか、反対同盟が破壊されてしまうのかどうかという、42年間常に核心的な攻防軸であったことに結局帰着するのです。反対同盟が闘いぬく限り空港は完成せず、北延伸攻撃も空洞化せざるを得ません。
■そのために、何よりも闘う労働運動の先頭で闘う動労千葉をはじめとした6000万労働者との労農連帯が勝利のカギです。日豪、日韓のEPA、FTA攻撃は、労働者と農民共通の課題です。3・30集会を新たな三里塚闘争の地平を切り開き、労農連帯の新段階を実現する闘いとして成功させたいと思います。大結集をお願いします。

       記

《スローガン・集会名称》
暫定滑走路北延伸阻止、市東さんの農地を守ろう、憲法改悪絶対反対、成田を軍事基地にするな 3・30全国総決起集会
《日時》3月30日(日)正午開始
《場所》東峰十字路近く、市東孝雄さんの畑(成田市天神峰)
《主催》三里塚芝山連合空港反対同盟


  

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