――３・３０全国総決起集会報告��
３・30三里塚全国総決起集会は全国から１５２０名を結集して、会場となった市東さんの畑を埋め尽くし、労農連帯の新段階を切り開く地平を勝ち取ることができました。
集会は、閣議決定から42年、いまだ未完の無様な空港の姿に勝利の確信をかためながら、暫定滑走路北延伸攻撃としての市東さんの農地強奪、東峰部落を破壊する新誘導路建設に対する怒りもあらわに、次々と発言者から決意が語られました。
全国の農民・労働者に国際連帯をかけてＦＴＡ反対の共同の闘いに立ち上がることを訴え、なによりも市東さんの農地を守りぬく闘いを共同の闘いとして発展させることを誓い合いました。
最も盛り上がったのはその市東さんからの発言でした。「１億８千万円で心は売らない」「労働者との連帯の絆の方が大事だ」と決意に満場の拍手が沸き起こりました。
市東さんの決意を我がものとして、参加者は強奪攻撃がかけられている市東さんの畑まで、弾圧をはねのけて、意気高くデモ行進を貫徹しました。２名のでっち上げ不当逮捕に対して強く抗議します。
３・３０の地平を引き継ぎ、さらなる労農連帯をうち固めようではありませんか。韓国の労働者・農民と連帯して、日韓ＦＴＡを粉砕しましょう。７月洞爺湖サミット粉砕に立ち上がりましょう。
開会宣言 本部役員・鈴木幸司さん
主催者あいさつ 北原鉱治事務局長
何故粉砕されたのか。それは我々に正義があったからです。あの闘いで私は「正義は勝つ」と確信しました。
農地法を逆用した市東さんの農地強奪という国家暴力を許してはいけない。再び流血の惨事を起こすなら受けて立つ。
労働者が機械を操作して農民が命の糧である食糧を生産する。労農がガッチリと手を握り日本の将来を作ろうじゃありませんか。
〒286-0111 （連絡先） 事務局長・北原鉱治 成田市三里塚115