●「暫定開港30周年キャンペーン」許すな

労働者、農民、学生、市民と固い団結を築いた3・30全国集会の力をさらに拡大して闘います
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■成田空港は1978年5月20日の暫定開港から今年5月で30周年を迎えます。この「30周年」を口実にした三里塚闘争反対キャンペーンが激化しています。「30周年」と称して最初に宣伝を始めたのが産経新聞千葉版でした(1月16日)。さらに千葉日報が1月末から「成田空港開港30年 消えた名わき役たち」と題する連載を開始。朝日新聞千葉版も2月5日から「30年の物語 78成田開港から」という連載を始め、これは現在もつづいています。

■そして毎日新聞千葉版も3月31日から追随。千葉日報は、4月15日から、別のシリーズを開始、他の新聞も4月末からこの宣伝戦に加わると言われています。
■テレビも同様だ。NHKでは首都圏ネットワークでシリーズを開始。他の局も同様の企画を準備しており、3・30全国集会ではテレビカメラが目立ちました。
■また、成田空港会社自身も4月号の「空港だより」で「30周年」を大々的に打ち出し、5月20日前後には盛大なセレモニーも予想されます。問題は、これらキャンペーンが目の前で進行する北延伸工事、新誘導路工事と一体で進められていることです。
■東峰では、新誘導路工事が進めば部落の西半分が完全に空港の中に閉じ込められる、という異様な事態が展開される。生活道路をトンネルにする、という部落破壊も公言されました。国道51号線では6月にも北延伸工事にともなうトンネルの供用が始まるとされ、団結街道北端でも「すれ違い用誘導路」の工事が行われています。
■反対同盟は「30周年キャンペーン」、追い出し工事を許しません。3・30集会で示された力を、6・8緊急現地闘争に拡大し、反撃して行きたいと思います。動労千葉を先頭とした労働者、そして農民・学生・市民との固い団結こそが力です。6・8闘争への参加をお願いします。

  

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