●6・8現地闘争大結集への取り組みを訴えます

――6月8日(日)午後1時30分、三里塚現地集合

東峰十字路近くの生活道路をねじまげるための準備工事(4月25日撮影)
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■成田空港会社は、空港拡張にむけた「30周年」キャンペーン行事を発表しました。5月18日(日)に、地元の小学6年生を対象にしたデモフライトツアーを開催し、5月20日記念日当日にあわせて、シンガポール航空のエアバスA380型機を初就航させ、放水アーチなどで「祝う」というものです。そのほか、「航空安全」祈祷式、コンサートなどで「30周年」をキャンペーンし、空港反対農民への圧力を強める狙いです。

■私たちは、東峰・天神峰住民を、今日ただいまも騒音地獄にたたきこみ、さらに「暫定滑走路の北延=2500メートル化」さらにその「3500メートル化」そして「年間飛行の30万回化=現在の1・5倍化」などのためにくり広げようとしている「30周年キャンペーン」を絶対にゆるすことはできません。
■連日連夜のジェット機の頭上40メートル飛行・ジェット噴射などの国家犯罪をほうかむりして、何が「開港30周年」でしょう。何が「地域との共生」でしょうか。
■4月30日には、東峰十字路近くの生活道路が、新誘導路の工事のために一部ねじまげられ、6月には国道51号線トンネルの開通が強行されようとしています。2009年10月完成にむけた北延伸工事が激しさを増そうとしています。
■しかし、「北延伸」の舌の根もかわかぬうちに、南への3500メートル化を打ち出し、のみならず「飛行回数の30万回化」まで言い出す、住民無視の空港会社に芝山町、成田市北部住民のがまんは限界に来ています。反対同盟は、こうした労働者・農民・市民の怒りと結びつき、「北延伸」そのものを粉砕する決意です。
■そのために、闘う労農学の団結と戦闘体制を打ち固める闘いとして、6月8日に現地総決起集会を開催します。「へ」の字誘導路、危険で長すぎる新誘導路、“わき腹”に突き刺さった開拓組合道路など暫定滑走路の破綻は明らかです。追いつめられているのは、空港会社なのです。6・8で「北延伸」への怒りと勝利への確信を共有し、洞爺湖サミットに反対し、この秋の10・5全国集会大結集実現へ突き進もうではありませんか。6・8闘争への取り組みをお願いします。

  

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  • 緊迫の現地攻防